本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784094074451
作品紹介・あらすじ
女難大敵だ、与一郎!無茶振り続く第五巻
旗印は「正直無双」!女難大敵、腐るな与一郎!
上杉謙信と雌雄を決すべく織田諸将が北陸に集う中、すでに狙いを毛利の中国地方に定める秀吉。弟の秀長を通じ藤堂高虎を播磨に派遣する一方、与一郎が帯びた密命は、於市への無謀な求婚の仲介だった。気乗りしない任務に加え、逆恨みされている侍女の暗躍、於弦の子の処遇――馬鹿正直な与一郎の気苦労は絶えない。
やがて、摂津で松永久秀が二度目の謀反を起こす。
堅固な信貴山城を落とすため、与一郎組が配置されたのはたった三百人で急勾配の斜面を攻める搦め手の別働隊。成り行きから思わぬ好機を掴んだ与一郎、ある大役を果たすことができるか!?
徳川方「三河雑兵心得」と対をなす、豊臣方の戦国出世物語。
無茶振り続く第五弾!
【編集担当からのおすすめ情報】
「弓の名手、遠藤与一郎。読む者の心さえ射貫く。新たな合戦絵巻の始まりに、胸躍ること間違いなし!」(今村翔吾さん/作家)
「戦国時代小説には、固くて難しいというイメージを持っていましたが、こんなにおもしろくて笑える作品は初めてです!」(丸善 丸の内本店 玉井佐和さん/書店員)
『足軽仁義』から始まる織田方「三河雑兵心得」と対をなす、
豊臣方の「北近江合戦心得」シリーズ。
これまで以上の、様々なジャンルの困難が待ち受ける今作、
ぜひ与一郎の活躍と成長を見届けていただければ幸いです!
みんなの感想まとめ
戦国時代の激動を背景に、主人公の与一郎が数々の試練に立ち向かう物語が描かれています。彼は秀吉の家臣として、様々な困難に直面しつつも、ユーモアを交えた人間関係や戦の緊迫感を通じて成長していきます。特に、...
感想・レビュー・書評
-
秀吉の弟の長秀の配下となった与一郎は、一向一揆衆との激戦や織田信長を裏切って謀叛を起こした松永久秀の籠る信貴山への偵察と休む間もなく転戦する。テンポよく、臨場感もあってとても読みやすい。
このシリーズはどの作品も足軽視点で描かれているので一緒に時代を歩いてある感覚になるところがいいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
近江の浅井長政の旧臣、大石与一郎の活躍の物語です。
時は、天正五年(1577)。
織田信長の家臣で、近江長浜城主で十二万石の大名である羽柴秀吉に、家臣として四百石で仕える大石与一郎とその郎党七人の活躍の物語です。
浄土真宗の総本山である石山本願寺の法主を務める顕如(けんにょう)の呼びかけで信長包囲網ができている、西に毛利元就。北に上杉謙信。東に武田勝頼。そんななか石山本願寺包囲中の武将、松永久秀に裏切られた。
松永久秀は、大和国信貴山城に八千の兵を集めて籠る。信長は、長男の織田信忠を大将として三万の兵を送る。その中に大石与一郎とその郎党が入っている。羽柴秀吉の弟の羽柴小一郎長秀は、与一郎を秀吉より貰い受ける。与一郎は、長秀の家来となる。
【読後】
大石与一郎は、信長の家来の羽柴秀吉の家来である羽柴長秀の家来となった。前回までは、信長の家来の家来であったが。今回は、家来の家来の家来となる。出世の望みがどんどん遠ざかり、浅井家復興の望みも遠のいていく。読みやすく、楽しい一冊です。
~~~~~~~~~~~~~~~~
北近江合戦心得シリーズ一覧
カテゴリは、「時代小説」
タグは、「㋑井原忠政」「2025」
06.竹田城忠義
05.信貴山忠義 2025.10.19読了
04.天王寺忠義 2025.07.31読了
03.長篠忠義 2024.02.12読了
02.長島忠義 2024.02.03読了
01.姉川忠義 2022.12.28読了
~~~~~~~~~~~~~~~~
「図書館」
信貴山忠義 ー 北近江合戦心得シリーズ5冊目《文庫本》
2025.03発行。字の大きさは…中。2025.10.17~19読了。★★★★☆
図書館から借りて来る2025.10.10 -
感想
戦というシリアスな状況でも、与一郎と弦丸の夫婦漫才的な部分はコミカルで面白い。
あらすじ
北陸に派遣された秀吉は、毛利攻略のため、密かに胆馬の攻略を弟に命じる。高虎が先発隊として派遣される。一方、与一郎はお市を秀吉のものとするよう、密命を帯びて岐阜へ向かう。
お市に正妻の申し出をするも断られる。結果を長秀に伝えた頃、松永久秀が信貴山城で謀叛を起こす。与一郎は信貴山城の周囲の地形を偵察するように命じられる。
その後、秀吉は北陸から引き返した謹慎が解け、信貴山城攻めに参加する。長秀隊は西側の急峻な地形から寡兵で攻めることを命じられる。城内の内応により、久秀隊は崩れ、久秀は天守で自爆する。 -
お市への秀吉の求婚の仲介の密命を帯び、与一郎は岐阜へ向かう。不首尾に終わるも信貴山で松永久秀が反旗を翻したを成敗するべく、長秀と与一郎は信貴山に向かう。
-
タイトルは信貴山城の戦いを象徴する……のだが、与一郎が秀吉から与えられた任務は於市への恋心を伝える役目。なんとも難しいうえにやりがいのないことだった。結局は失敗に終わり、主で秀吉の弟でもある長秀に嘘を見破られ……。そんな与一郎を救ったのは皮肉にも戦乱の世なのだ。信貴山城の攻防戦の筆致は著者の真骨頂が発揮されている。松永久秀は茶釜と共に信貴山城の塵芥と消えた。与一郎の独白「道楽者同士の競い合いの果てに(中略)多くの女房子供が涙に暮れるんや」戦国の当たり前だが悲しい現実である。
-
2026/05/02
33冊目 -
大丈夫たる者が仕えるべき主人とは、己が価値を、正当に評価してくれる殿様や。そこに尽きる
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
井原忠政の作品
本棚登録 :
感想 :
