蒼ざめた街 (小学館文庫 N ふ- 1-1 モダン東京 1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (419ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094080032

感想・レビュー・書評

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  • 探偵モノとしては、すごく良く出来た作品だと思う。ひとつずつ情報を集めて行く過程がゲームをやっているようで楽しい。
    主人公の探偵的矢健太郎のモボらしい紳士っぽさもポイント高し。
    しかし読後感の悪さというか「あーあ」という感じはどうも…。
    昭和初期が舞台との事で、街並や当時の流行り言葉などもふんだんに入っているが、もう少しその時代の匂いが感じられればもっと良かったのだが。

    2巻も読むけども。

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著者プロフィール

1950年福井県生まれ。早稲田大学文学部中退。パリ滞在中エール・フランスに勤務。76年『野望のラビリンス』で小説デビュー。95年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞長編部門、第13回日本冒険小説協会大賞特別賞をダブル受賞。その後恋愛小説へも作品の幅を拡げ、99年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞、2001年『愛の領分』で第125回直木賞受賞。17年には『大雪物語』で第51回吉川英治文学賞を受賞した。その他『タフガイ』『わかって下さい』『彼女の恐喝』など著書多数。2020年逝去。

「2021年 『ブルーブラッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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