まぐろ土佐船 (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094080179

作品紹介・あらすじ

「縄船はシケでも絶対逃げん」-土佐のマグロ船は、一攫千金を夢見て世界の海を駆け巡る。異国の港に立ち寄りながらマグロの大群を追い求めた海での一七七〇日には、自然と人間の織り成す壮大なドラマがあった。大漁の喜び、沖での孤独、暴風雨との闘い、濃密になる人間関係、そして常に死と隣り合わせの航海の厳しさ…。海の男たちの優しさ、強さを、三度の航海を経験した遠洋漁船元コック長が躍動感あふれる筆致で描く。第七回小学館ノンフィクション大賞受賞作品。

感想・レビュー・書評

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  • コック長から見たマグロ船の事実。一日十数時間に及ぶ過酷な労働,数百日に及ぶ漁期は心身を消耗させる。併せて死と背中合わせの危険,にも関わらず,漁獲制限,資源保護・減少による不安定で報われない報酬…。マグロ船の実情を余さず描く傑作だ。たまの寄港や食事,日常の交流などささやかな楽しみの描写がホッとさせる。カツオ命,マグロ(赤身専門)っ食いの僕が知りたかった土佐船のリアル教えてくれた値打ち本。十数年前の小学館ノンフィクション大賞受賞作,前々から気になっていた本だったが,やっと読めた!

  • 漁に出たまま 2 年以上も国に帰らない。まぐろ漁船という未知の世界。淡々とした筆致が良い。

  • 漁船もの小説。
    著者が本当にマグロ漁船に乗り込んで書いているので迫力満点。
    (ちなみに読んだのはマンガ版なのですが・・・)

    これを読むと、淡青丸なんてチョロいと思えてくる。
    海洋関係の研究者は必読の逸品。

  • この本は古本屋で3回くらいみかけた後、買いました。最初見たときから「いつか買って読むな」とは思ってたのですが。男の世界です。まぐろってこんな大変だったんだ。

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