鱗姫(小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 1077
レビュー : 131
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094080186

感想・レビュー・書評

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  • 初野ばら。興味深く読了いたしました。奇跡的な美貌を持つ龍烏楼子(たつおたかこ)には、誰にも言えない秘密があった。それは全身の皮膚が魚の鱗のように変わる奇病に罹かっているということ。それはそれは彼女の美しさを徐々に蝕み、醜くおぞましく変えていく。この病の恐ろしい秘密と治療法がないという絶望を目の当たりにして彼女はどのように生きていくのか。

    設定やディテールの描き方など、全体的に好感触。ただ、この展開であのオチではモノ足りない。こういう話なら、たとえば、美の象徴として描かれている黎子叔母さまを殺してその血を浴びるくらいの展開はあった方がよかったのではないかと。そのほうが最後のシーンに重みが出るのではないかと思います。

  • 登場人物が着ている服のブランドまで細かく書いているあたり、やっぱり嶽本野ばらだなぁと思う。ライトノベルっぽい読みやすさ。そしてお兄様をください。

  • うまいけど好きにはなれなかった。

    野ばら作品は汚れつつもキレイなキャラクタが魅力的だと思う。でも本作は主人公が汚れ役に徹していてどうも好きになれなかった。

  • 主人公の女の子の、気高い感じは好きです

  • 何か中途半端

  • ホラーと書いてたのですが、そんなホラーのイメージはないですね。

  • 最後の12ページの超展開にがっかり。軽いタッチの作品だということを差し引いても、残念。
    好きな作家さんだから、期待しすぎたのかもしれない。

  • ちょっとエロかった。エロさがなんていうか、ちょっとお下品なのが勿体ないっていうか。ゴシックってそんなんでよかったんだっけ?なんてちょっと思う。たぶん、文に生々しいとこがあるからだと思うけど。

  • 野ばらさんの本は好きですが、これはあんまり。世界観は面白いし、伯母様のキャラクターとかは良いんだけど、何か「ギャグですかこれは」って感じのチープさがあったような。

  • 終わり方とかガックリ。文章も普通な感じだし。
    楳図かずおの『おろち』の方が断然よかった。
    あとね、服のブランド名とか出してる小説って野暮ったく感じるよね。

著者プロフィール

小説家。エッセイスト。京都府宇治市生まれ。1998年『それいぬ――正しい乙女になるために』(国書刊行会、後に文春文庫)で、エッセイストとしてデビュー。2000年『ミシン』(小学館文庫)で、小説家デビュー。同作は、単行本と文庫を合わせて16万部に達するベストセラーとなった。03年『エミリー』、04年『ロリヰタ。』が、二年連続三島由紀夫賞候補となる。04年には映画化された『下妻物語』(単行本は02年刊行)が大ヒットした。この他の弊社刊行の小説作品は以下のとおり。01年『鱗姫』、『カフェー小品集』、『ツインズ -続・世界の終わりという名の雑貨店』、03年『デウスの棄て児』、『カルプス・アルピス』、04年『ミシン2/カサコ』、05年『下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件』、07年『変身』、08年『タイマ』、『おろち―olochi,super remix ver.』。公式ホームページURL http://www.novala.quilala.jp/

「2015年 『破産』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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