下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん〔小学館文庫〕: ヤンキーちゃんとロリータちゃん

著者 :
  • 小学館
3.84
  • (396)
  • (280)
  • (545)
  • (19)
  • (3)
本棚登録 : 2291
感想 : 385
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094080230

作品紹介・あらすじ

四方八方田んばだらけの茨城県下妻。そんな田舎で浮きまくりのバリバリロリータ少女・桃子は、大好きなお洋服欲しさに始めた個人販売で、これまた時代遅れなバリバリヤンキー少女・イチコと出会う。見た目も趣味も全く違うこの二人。わかり合えるはずはないのに、やがて不思議な友情が芽生えて…。ギャグぶっちぎり!思いっきり笑ってほんのり泣ける爆走青春ストーリー。刺激的でエンターテイメント・センスがたっぷりなコマーシャルで知られるディレクター・中島哲也氏が惚れ込み、自ら監督を名乗り出た素敵な映画化原作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 嶽本さんの作品、初読みです。

    大爆笑でした!電車で思わず吹き出してしまった。
    冒頭のロリータの解釈というか、歴史?からしてすでに描かれ方がギャグ!

    正反対の性格、趣味趣向のイチゴと桃子。なんてったってヤンキーとロリータ…どこをどう見ても交わるところがひとつもないのに、なぜかお互いのことを認めるようになって…

    イチゴも桃子も自分の中に一本まっすぐ芯があるところがよいです。2人ともかっこいい!

    思いっきり笑ったけれど、2人に芽生えた友情にほんのりと泣けて…まさに青春爆走ストーリー!

    (ほんとに原付で爆走するんだよ…笑)

    すごく元気をもらえました!映画も観てみたいです。

  • 何これヤバい、面白すぎる。アホらしいけど、何この魅力。一途な思いと友情にキュン×2!ローカルネタがなにより一番光っている。まぶしい2人のように、そんな風に生きられるのが一番幸せなこと。

  • 大好き。
    映画も小説も好き。

    野ばらちゃんの最高傑作だと思う。

  • 映画を見て原作に興味を持った。エンドロールの途中で、「え、原作とかあんの。」って。
    シンプルに面白い。映画よりも作者の色が濃く出ていて笑える。
    割と初めの方にある「(頭の悪い人、少しだけ我慢してくださいね)」で、声出して笑った。
    お馬鹿さんにロココは少し難しいですわね。
    桃子(の中の人、野ばら先生)の強気な感性が光っていて好きな部分だ。

    ヤンキーの才能がある桃子と、性根が真面目なイチゴ、この対比が堪らなく愛おしくて、好きで、大切で、もはや幸せにしたい。

    桃子みたいに、ブレない自分の哲学を持ちたいなあ。
    彼女の飄々とした生き方は憧れるものがある。
    おちゃらけていて不真面目感満載で危険な気がする。
    けどそれも悪くないのかな。とか思うのは既に影響を受けてしまっているのか?

  • 好きな事への道を真っ直ぐに進む2人がかっこいい。ボケで桃子が大好きなイチゴ、ツッコミで何だかんだイチゴを気にかけて最後にはデレる桃子、デコボコだけど仲良しな2人が可愛くてほっこり(*´꒳`*)ロリータ服と刺繍が好き&頭お花畑な貴族に憧れる桃子が発する、庶民的で冷静なツッコミが好きすぎるww思いっきり笑った後の爽やかな読後感が何度読んでも良い!一番好きな小説です。

  • 映画を見て、すごくおもしろかったので原作を…と10年以上前に読んでからの再読。

    映画と同じくらいおもしろい!!!
    下妻でロココな生き方を貫こうとする桃子のシビアさ、それは筋の通ったブレない彼女の強さを感じてとても好き。
    そしてヤンキーイチゴはまた義理堅くて、愛嬌のある頭の悪さでとても好き。
    真逆なのに、だんだんと友情が芽生えてくる。
    言いたいこと言いながら、お互いを尊重してる。
    うん、好きとしか言えない。

    桃子の一人称で語られるので、彼女の容赦ないツッコミや毒舌、お上品な物言いの中に隠しようのない生まれ育ちの環境ゆえの口汚い罵り…声出して笑いました。
    なのに時折、桃子がイチゴを想う気持ちにほろり…。

    とても良い作品でした。
    大好きです。

  • 笑って笑ってスカッとしたよ。
    ロリータちゃんの桃子と、ヤンキーちゃんのイチゴ。2人の友情がカッコよく描かれているの。友情といっても、それがメインって訳でもなくて。2人とも、自分の生き方や大切なものが、しっかりとあるから全然ブレない。だから、お互いになれあったり、変な嫉妬心みたいなものもなく、それぞれのスタイルを貫き通すのだ。
    カッコいい。同志のようなものかな。

  • これは良いものを読んだ。
    読後感のすがすがしさと言ったら。
    嶽本野ばら、元々好きなんだけどこれは何故か読んでなくて、
    今更感ありつつの初読。
    今後、リアルでくさくさしてる時にまた読みたい。

  • ひとにすすめられて初の嶽本野ばら。すきな世界観。下妻ジャスコに行ってみたい。

  • 語り口のユーモアさと、「ヤンキーとロリータ」という相反する思想の間に生まれる友情に痺れる作品。こんなダチトモが欲しかった(;ω;)。

全385件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

文 嶽本 野ばら
京都府宇治市出身。作家。
1998 年エッセイ集『それいぬ̶ 正しい乙女になるために』(国書刊行会)を上梓。
2000 年『ミシン』(小学館)で小説家デビュー。
2003 年発表の『下妻物語』が翌年、中島哲也監督で映画化され世界的にヒット。
『エミリー』(集英社)『ロリヰタ。』(新潮社)は三島由紀夫賞候補作。
他の作品に『鱗姫』、『ハピネス』(共に小学館)、『十四歳の遠距離恋愛』(集英社)
『純潔』(新潮社)など。『吉屋信子乙女小説コレクション』(国書刊行会)の監修、
高橋真琴と共書絵本『うろこひめ』(主婦と生活社)を出版するなど少女小説、お姫様をテーマとした作品も多数。

「2021年 『お姫様と名建築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

嶽本野ばらの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×