- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094080261
感想・レビュー・書評
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たまにはこういう心がきれいになる話を。
同時進行で同じように進んでいく展開は好き。
実際に見たいなぁ、恋火。
一つ気になったのだけど、天国でバイトしている間は実際の人間界ではどうなってるんだっけ?
時が止まってる設定だったっけ?
前回の話のほうが好き。
このまま四作目も読む!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
このシリーズめっちゃ好き!
他のも是非読みたい。 -
竹内結子主演映画のベストセラー原作待望の文庫化
ある日突然、ピアニスト健太は謎のアロハシャツ男ヤマキに声をかけられ、天国の本屋に短期バイトとして連れてこられた。そこで彼は、ある女性ピアニストに出会う。 一方、飴屋の娘・香夏子は商店街復興のため、花火大会に向け奔走していた。そこで彼女は「その花火を見ればふたりの恋は成就する」という伝説の花火師に出会う。 天国と現世。ふたつのストーリーが同時進行するなか花火大会当日、ついにある“奇跡”が訪れる。竹内結子主演映画話題の原作。 -
天国の本屋シリーズ第3作目!花火とピアノが組み合わさった感動作。正直、途中からなんとなく話はよめます。それでもその感動の瞬間を早く見たくて(読みたくて)、ページをめくる手が止まりませんでした。誰もが、読みながら頭の中で花火を思い描き、ピアノの音を想像すると思います。そして物語を読み終えたとき、じーんと感動し、そして幸せな気分になれる。そんなお話です。
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ピアノ教室もオーケストラもクビになった男性ピアニストが天国に連れて来られ、そこで書店員として働くことに。
一方この世ではデパートができたために廃れつつある商店街の飴家の娘がもう一度賑わいを取り戻そうと奮闘を続けている。この二人がどう関わりがあるかは分からないながら、テンポのいい文章で話は進む。
後半の始めで、天国の彼がそこで出会った女性の素性を知り、「僕はあなたを知っています」のセリフから話は一気に収束し始める。
天国とこの世、過去と現在、女性ピアニストと花火師、叔母と姪、重層的な人間関係をもつれさせることなく終幕の一点へ落ち着かせる著者(達)の手腕が見事。
このシリーズに特徴的な水彩の挿絵が瑞々しい文章のイメージを際立たせている。
いい話だなって、素直に思える。 -
フルカラーの挿絵付きだし、なんだか薄いしなぁ、なんか題名だけである程度話が予測できそう、、、
って思って読み始めて、できそうも何もない。
なんだょ!なんで!そうくるか!なんか、なんか、なんか、、、
ものすごいおとなの絵本のような一冊。
とにかくうっすら先が見えてきても夢中になって読んで、そして、どんなふうになるか見えてくるのに泣ける。
挿絵なんていらないよ!!
と、思いながら読んでたのに、ラストのホントに最後の二枚の挿絵に号泣。
なんだよぅー
なんなんだよぅー
っていう一瞬のうちに読者の涙腺を壊す本です。初心者大歓迎な読みやすい本!!!! -
素敵だけどちょっぴり切ないお話でした。健太と香夏子がどう繋がるのかと思ってましたが翔子さんで繋がるんですね。きれいな音楽を聴くと泣けますね。翔子さんのピアノ聞いてみたいです。健太のピアノを目指すきっかけになった人。瀧本さんも翔子さんも完成できてよかった。瀧本さん辛かったでしょうね。翔子さんも死んでも死に切れないくらいだったんでしょう。
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