- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094080445
感想・レビュー・書評
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野球を題材にした小説が6編あります。個人的には「ぐでんぐでん」と「さよならのチャンス」が印象に残りました。解説が唯川恵さんだったのが意外でしたが、それもまた良しと思います。
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ストレート、カーブ、フォーク・・・
多彩な球種を見せてくれる6編の野球短編集。 -
野球にまつわるショートストーリー6編が詰まった1冊。
"野球"小説と言うと
直球ど真ん中のスポ根もの!と思いがちですが、
この作品は、野球が絡んでいるだけ。
シュールなものもあれば、恋愛ものもあって、
自由な感じの色々なストーリーが入っています。
直球、カーブ、フォーク、、と色々な"投球"があるので、
ある意味、1冊を通して野球を楽しめる、手の込んだ作品。
個人的に"直球ど真ん中"な感じが好きなので、
巻頭の「ビリケン打撃投手」が楽しく読むことができました。 -
野球にまつわる短編集。いろんなタイプのお話があって飽きませんでした。これぞ野球、これぞ人生!
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野球がテーマの短編集。
正統派な作品以外にもミステリや犯罪ものなど変化球があって面白い。
気に入ったのは「ビリケン打撃投手」、「ぐでんぐでん」、「さよならのチャンス」の正統よりの方。
「ビリケン打撃投手」、「さよならのチャンス」は敗者の再生がテーマなので元々好みの路線。
普段、あからさまにカップリングを狙っているような作品は逆にひいてしまって興味が失せるのだけど、「ぐでんぐでん」の顕一と剛の関係はすんなりと受け入れられた。