- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094081534
作品紹介・あらすじ
大ベストセラー「学力は家庭で伸びる」待望の文庫化! 子供の学力低下が叫ばれる今、親は何をしたらいいのか? 「生活改善なくして学力向上なし」を持論に子供の学力を伸ばしてきた陰山英男先生の「今すぐ親ができること」をまとめた家庭教育論です。教師生活の現場から贈る、誰でもすぐできる、どの子も必ず伸びる秘訣がいっぱいです。
感想・レビュー・書評
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忘れ物しないように自覚させる
習ったことを音読
生活の中で学ぶ
100マス計算
ゴミ出し
トイレはどこですかと子供に聞かせる
机を親が片付けない
上履きは子供が洗う詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子供の学力を伸ばすために家庭で出来ること、親の心がけ等を全41か条解説した本。すぐ出来ることも多く、小学校に上がる前くらいにまた読み返して実践したいと思う。
図鑑をリビングに置いたり地球儀をテレビの横に置いたりすることを推奨している。当然、百ます計算も。自分が育った家では親が世界地図を壁に貼ってくれたし、小学校一年生のときに百ます計算を小学校でやっていたのも覚えている。自分が国立大学まで行けたことを考えると、意味がなくはなかったんだろうなと思う。今の時代でもパソコンやタブレットではなく、アナログがいいんだろな。 -
小一息子の母。
特に目新しいことも参考になることもなかった。 -
気づきを得た考え方
・子供の体力の低下が問題。
・勉強にストレスはつきもの。ストレスを全部取り除こうとしてはいけない。
9月30日読書開始10月5日読了。http://mindia.jp/book/naokis/entry/471710月6日のリーラボで紹介。
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目次
第一章 ジワジワ効いて結局「学力」が上がる16か条
第二章 毎日の生活で「会話力」がつく13か条
第三章 「自分でできる力」を育てる12か条
メモ
第一章
宿題は食卓でさせよう
今日習ったことを口に出して読ませる
第二章
ゴミ出しは子供にやらせる
今日あったことをお風呂で聞いてあげる
出張先から子供に電話をかける
「トイレはどこですか?」と自分で聞かせる
ニュース番組を親子で見ましょう
第三章
上履きは自分で洗わせる
「子供がひとりでいる時間」をつくる
自分がその日着る服は自分で選ばせる
男の子にも料理を、女の子にも修理をさせましょう
親子でキャッチボールをしよう -
地球儀と辞書。ここずっと電子だからどうしようか。紙はよいけれど大きくなったとき果たしてまだ紙ベースの検索なのだろうか…
蔵書
電子書籍 -
個人的には既に家で実施している事が多く大した事無い中身。
どの著者は同じことの繰り返し。
ウチの場合、嫁がTV見過ぎ。そんな中、3歳の息子は食事時、TVリモコン消します。
息子には頭が上がりません。 -
この春から息子が小学1年生を迎えるので、この辺りの事情が不安でしょうがなく。
やはり、学校や習い事うんぬんではなく、家庭内での生活習慣、学習習慣が一番影響するという事を改めて確認できた。
まずは、早ね早起きの生活習慣を身につけて、少しずつお勉強の要素をプラスしていきたい。子供にやらせるのではなく、母親である私が一緒に取組むという姿勢で。焦らずに、こどものペースでゆとりを持って、スローに、スローに。 -
100マス計算の開発者で著名な著者の教育本。
子どもの力を伸ばす手法が色々書かれている。
分かってはいるが、実践が難しい。 -
小学生ぐらいの子供を対象とした教育書であるが、これは良書だと思う。
著者は、百マス計算や漢字練習の反復学習で基礎学力の向上を目指す「陰山メソッド」で有名(?)な
陰山英男氏。
本書は、著者のプロフィールや、書籍タイトルから想像されるほど、勉強、勉強という内容ではない。
普段の生活と学校の勉強を関連づけて、子供の自然な知的好奇心を引き出すために、家庭でどんな工夫ができるかということを中心に書かれている。
著者の先生としての長年の経験と、実際に親として工夫した事が具体的に書かれており、非常に実践的な内容になっている。
自分もいくつかは実践する事になりそうだ。
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子供の教育というのは本当に難しい。
難しい理由は大きく二つある。
一つ目は教育方法について。
子供には個性がある。
ある教育方法で成功したからといって、別の人にも効果的かどうかは分からない。
だから、教育方法のベストプラクティスをいくつか持っておき
相手の特性に合わせてカスタマイズをするのが理想である。
また、子供はものすごいスピードで成長して行く。
つい最近までうまく行っていた教育方法も、ある日突然うまく行かなくなる。
だから、子供の成長に合わせても臨機応変に教育方法を変えて行く必要がある。
二つ目は経験について。
子供の教育が職業でない限り、子供の教育について経験を積む機会はない。
一人目の子供は初めての体験だし、二人目の子供だって個性が違えば初めての経験となる。
なので、先駆者の経験を試行錯誤してみてフィードバックをかけ続けないと、経験から学ぶ事は出来ない。
少しでもボーっとしてたら、すぐに子供はいい年頃になってしまい、教育の時機を逸する。
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結局のところ、何が言いたいかというと
子供の教育は子供の個性に合わせた職人技なのであるため、経験からしか学べない。
他人の経験を含めていろいろと実践してみて、自分の経験を増やす事がカギになる。
で、他人の経験を知るという上で、教育書を読む時は著者のプロフィールがすごく重要だな感じた。
小学校・中学校の先生、小児科医、児童臨床士、教育評論家etc
いろんな人がいろんな教育書を書いているけど
教育書を読む時は、著者がどんな経験からそういう主張に至ったのか、意識をして著者のプロフィールを確認したほうがいいんだなと思った。
経験が少なそうであれば、あんまり参考にならないと思っていいかな。