スネークスキン三味線 (小学館文庫 ヒ 2-2 庭師マス・アライ事件簿)

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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094081978

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  • 日系人のコミュニティーの話。
    また沖縄が関係している。
    首里城見れなかったのが…。

  • ラスベガスで50万ドルを当てた男が殺された。恩ある友人が容疑者にされたことで、日系人庭師マス・アライは友人のガールフレンドと捜査を始める。

    日系人庭師マス・アライ2作目。
    1作目に感じた不満はほぼ解消されている。
    マスのスパムおむすびにかける愛情や、「オセワニナッタ」拘りが丁寧に描かれていて、読んでいて興味深かった。
    また、日系人の考え方や二次大戦からそのあとに続く苦労がさりげなく挿入されていたのもよかった。
    本作は事件も過去の日系人の立場から尾を引いていたもので、読んでいて胸が痛くなるような結末で、1作目とは雰囲気ががラッと変わっているように感じた。
    個人的にはしんどいけれど、こちらの方が好みだ。

  • ラスベガスで50万ドルの大金を手にした二人の日系人のパーティーに呼ばれたマス・アライ。彼は、広島の原爆を体験してる日系人庭師だった。そのパーティーでは、沖縄の三味線(サンシン)が奏でられていた。マスは、途中で帰ったのだが後で、駐車場で50万を手にした一人の日系人が殺された事を知る。主催者で親友ののG・I・ハスイケの無実をはらすために、G・Iの恋人で私立探偵のジャニタ・グシケンとコンビを組んで奔走する。
    事件は、調べると謎が深まる。沖縄の歴史と戦時中日系人収容所での出来事が複雑に絡んでくる。事件の真相は?裏に隠されたことは?根深い真相は?

    2007年度アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作品です。(知らない・・・)ん〜面白そうだったけど・・・あまり理解が出来なかったです。場所が飛んで飛んでで付いて行けなかった・・・アメリカ人の作品は、俺にはちょっとかな?

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