兵士を見よ〔小学館文庫〕 (小学館文庫 す 7-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (683ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094082043

作品紹介・あらすじ

選び抜かれた者だけに動かすことが許される戦闘機。軍隊であってはならない自衛隊において、航空自衛隊の花形"戦闘機乗り"の主な任務は、有事に備えた、毎日が死と隣り合わせの訓練である。一瞬の気の緩みも許されない空中戦。全身にかかる強烈なG、事故死の恐怖-。彼らはなぜ空を飛び続けるのか。著者自ら戦闘機F15の体験搭乗を行い、さらに航空自衛隊で働くさまざまな隊員たちの声を集めた「兵士」シリーズ第二弾。戦闘機パイロット、整備員、救難パイロット、救出に命を賭けるメディック…。"空"に生きる兵士たちの素顔を追う。

感想・レビュー・書評

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  • 航空自衛隊の活動を追ったノンフィクション。ミリタリーファンは、自衛隊の装備や兵器にはやたら詳しいが、自衛隊員が実際にどのような任務・活動をしているかは意外に知らなかったりする。自衛隊の隊員や家族がどのような気持ちで任務にあたっているか、国防に関心があるのであれば一読する価値があると思う。

  • 読む前の予想とは大きく異なり、一番印象深かったのは救難隊の話であった

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    選び抜かれた者だけに動かすことが許される戦闘機。軍隊であってはならない自衛隊において、航空自衛隊の花形“戦闘機乗り”の主な任務は、有事に備えた、毎日が死と隣り合わせの訓練である。一瞬の気の緩みも許されない空中戦。全身にかかる強烈なG、事故死の恐怖―。彼らはなぜ空を飛び続けるのか。著者自ら戦闘機F15の体験搭乗を行い、さらに航空自衛隊で働くさまざまな隊員たちの声を集めた「兵士」シリーズ第二弾。戦闘機パイロット、整備員、救難パイロット、救出に命を賭けるメディック…。“空”に生きる兵士たちの素顔を追う。

  • 「兵士に聞け」に続く、自衛隊を扱った杉山隆男の「兵士シリーズ」ノンフィクションの2冊目の本。この本では、航空自衛隊のパイロットを扱っている。かなり面白い。この本の内容とは直接の関係はないけれども、私の住んでいるバンコクで、昨日、非常事態宣言が発せられた。私の住んでいるあたりは特に何の危険も感じないのだけれども、それでも出かけるのは控えていて、アパートにいて本を読むとかDVDを見るくらいしかやることがなくて、けっこう退屈している。まぁ、日本で買ってきた本がかなり溜まっているので、それを読むにはちょうど良い機会かもしれない、と思っているけれども。

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著者プロフィール

1952年、東京生まれ。一橋大学社会学部卒業後、

読売新聞記者を経て執筆活動に入る。1986年に

新聞社の舞台裏を克明に描いた『メディアの興

亡』(文春文庫)で大宅壮一ノンフィクション

賞を受賞。1996年、『兵士に聞け』(小学館文

庫)で新潮学芸賞を受賞。以後、『兵士を見よ』

『兵士を追え』(共に小学館文庫)『兵士は起つ

 自衛隊史上最大の作戦』(扶桑社新書)と続く

「兵士シリーズ」を刊行。7作目『兵士に聞け 

最終章』(新潮文庫)で一旦完結。その後、2019

年より月刊『MAMOR』で、「兵士シリーズ令和

伝 女性自衛官たち」の連載を開始。ほかに小説

『汐留川』『言問橋』(共に文藝春秋)、『デルタ

 陸自「影」の兵士たち』(新潮社)、

『OKI囚われの国』(扶桑社)など著書多数。

「2022年 『私は自衛官 九つの彼女たちの物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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