高いところが好き: 最高峰に魅せられて (小学館文庫 た 6-1)

著者 : 田部井淳子

• 小学館 (2007年9月6日発売)

感想・レビュー・書評

[あいす桃さんの感想 · 2015年4月29日]

元祖山ガール田部井淳子さんの登頂記。
1975年にエベレスト女性初登頂を成し遂げたり、1988年にはマッキンリーへ仲良し女子3人組で挑戦したりと、女性だってやればできるよと行動で示す凄い人だ。

民間人が行くことが不可能だった南極 ビンソンマシフという山へも夢をかけて実現させてしまう。
世界の最高峰に魅せられた田部井さんは、山からも愛されているように思われてならない。

[メカアザラシさんの感想 · 2022年9月28日]

エベレストをはじめ数々の「最高峰」を極めた彼女。さぞすごい方なんだろうと思って読んでみると意外にも普通のおばちゃんだった。
もちろんとてもいい意味で。

[katoetuさんの感想 · 2013年2月10日]

高い所に行きたくなりますね。

[キラホシさんの感想 · 2007年12月12日]

世界の最高峰の山岳に挑みながらも、女性として母として妻としての視線を持ち続けているところが大好きです。過酷な登山であってもそれをエンジョイし続けているんだなあっていうことが文章から伝わってきて、読んでいてとても楽しくて、親近感を感じてしまいます。

著者プロフィール

登山家。１９３９年生まれ。１９７５年、エベレスト日本女子登山隊副隊長兼登攀隊長として女性として初めて世界最高峰エベレストに登頂。１９９２年には女性初の７大陸最高峰登頂者となった。登山に関する著書多数。２０１６年逝去。

「2021年 『田部井淳子　山の単語帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」