大浪花別嬪番付 なにわの源蔵事件帳 1 (小学館文庫)

  • 小学館 (2008年10月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784094083132

作品紹介・あらすじ

文明開化の大阪を舞台に展開する痛快捕物帳

「海坊主の親方」こと赤岩源蔵が、手下の「イラチの安(やす)」と共に、明治開化期の大阪市中で起きる事件を見事解決! 第80回直木賞を受賞し、1981年には桂枝雀主演によりNHKテレビドラマ化され、話題となった作品を完全復刊! 「陸(おか)蒸気が走り、人力車が駆け回る。社会がどんどん変わる一方で、昔からの浪花(なにわ)気質はしっかり残っている。そんな明治初期の大阪で、こてこての浪花っ子の源蔵が、元気一杯に活躍するのだ。そこにシリーズの最大の魅力がある」(編者のことば=細谷正充氏=より)。

感想・レビュー・書評

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  • 廃棄後、再購入 平成27年8月2日

  • 時代もので人情ものでもありますがコージーミステリに分類。謎解きはしっかりしているし登場人物は勝手にしゃべりだしそうなほど生き生きとしている上質の連作。明治維新直後の大阪を舞台に、ご一新で制度や服装や作法もがらりと変わったものの生きてる人間は同じなのでなかなかボタンひとつで切り替わるというようには行かず、旧幕時代の名残もありつつ、という面白い時代。旧幕時代は奉行所に仕えていた源蔵親方は現在は警察組織には属さないものの外部委託のような格好で協力をしています。その風貌から<海坊主の親方>との異名をもつ源蔵が糸口を見出すところまでは直接語りなのに、いかように謎を解き事件を解決したのかという一番いいところは、近所の大店のご隠居徳兵衛が新聞に投稿した事件顛末記事で語られる、というのが定番。リズムの良い大阪弁の口語と、徳兵衛の記事の独特な名調子の語り口も、読んでいて心地よくなってきます。桂枝雀主演でNHKでドラマ化されたそうです。ドラマも見たくなりました。

  • 20年ぶりの再販。今は亡き桂枝雀の名演でNHKでもドラマ化された作品。

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