夜回り先生 (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 274
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094083668

作品紹介・あらすじ

「おれ、窃盗やってた」「いいんだよ」、「わたし、援助交際やってた」「いいんだよ」――不登校、ドラッグ、リストカット……昼の世界で傷つき、闇に飲み込まれていく子どもたちを、哀しい目で、やさしい目で、見守り続ける教師がいる。「昨日までのことは、みんないいんだよ」――夜の街を教室に、闇夜を黒板にしながら、眠ることを拒絶する、あるいは眠ることのできない子どもたちに向けて、分けへだてなく言葉を投げかけるその教師を、人は“夜回り先生”と呼んだ。
「死にたい」「でも、それだけはダメだよ」――発売以来、50万人読者が涙した感動のベストセラー、待望の文庫化!!

感想・レビュー・書評

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  • 信念を持った生き方がすごくカッコよく、夜回り先生のようにまっすぐ生きたい!と思いました。

  • 本当にすごい先生だと思う。きっと色々な危険な場面にも遭遇してきただろう。

    非行の原因には
    貧困、虐待等の家庭環境が大きく関係していることがよく分かった。

    そして親の愛情が最も大切であることを強く感じた。

  • 子供に接する夜回り先生こと水谷さん、本当に素晴らしいです。子供か悪いと決めつける大人がいるなか、子供を、信じ正面から接する姿には感動をおぼえます。自分が十代の時に出会っていたら、また違った人生になっていたかもと思いました。決して、今が不幸というわけではありませんが、複雑な十代をもう少しまともに過ごせたかもと思いました。そう思うからこそ、大人になった今、子供への接し方には、まずは彼らを認めること、ほめてあげることが大事だと改めて思いました。良書です。

  • 人が不幸になる理由にそんなことが、と、とても哀しくなる。この世で人と交わることの辛さと大切さを赤裸々に見せつけられ、衝撃を受けた。著者のような生き方は到底 真似できないけれど。なぜそこまで子供を助けるのか、曰く「私が救われているんだ」。人の業が、深い。

  • 夜回り先生(水谷先生)の本。実話。

    すごい先生はたくさんいるけれど、ここまで子どものために行動している先生はどれだけいるだろうか。しかも、優等生の子ども、よくできる子どもではない。見放したくなるような・・・、世間からは疎まれるような子ども相手に。

    当時、通っていた大学で講演があったので、聞きに行った。大学の大教室では入りきらないほどの人が集まったので、急遽、体育館での講演に変更された。雨だったし、(1月だったかな?)寒かったけど、聞きに行って良かった。


  • 私が尊敬する方の本です。
    有名な先生なので皆さん知っていますよね?

    『夜回り先生』こと水谷修さんの本。
    もう何度読んだかわかりませんが、久しぶりに読みました。
    結構前から先生の信念に心撃たれ、出版された本も何冊か持っています。
    妹と母は地元での講演を聞きに行ったみたいで…羨ましい限りです。
    死ぬまでに絶対にお会いしたい!

    最初から最後まで感銘を受け続けました。
    水谷先生をいつ、どこで知ったのかは忘れてしまったけど、私が教師になりたいと強く思ったきっかけの方です。
    非行に走るような子ではなかったし、水谷先生のお話で出てくる世界とは今のところ全く関係ないけれど、私も水谷先生の本を読んで先生に救われた人の一人です。

    道で会った子供が暴力団と和解するために自分の小指を犠牲に出来る先生は日本に何人いるんでしょうか?
    先生の決断と行動力は本当にすごい!
    そして言葉があったかい。
    水谷先生のような先生が増えたら苦しんでいる子供が減るのにね。
    私に水谷先生のような先生になれと言っても無理です。
    追いつけないし追い越せません。
    でも少しでも子たちが幸せになれるような道作りをしたいと思いました。
    私には私にしか出来ないことがある…はず。
    今は自信ないけど。笑

    子供はもちろん、むしろ大人に読んで欲しい本です。
    教育者もしくは目指す人は必須!
    私も頑張ろう。




    『おれ、窃盗やってた』
    いいんだよ。

    『わたし、援助交際やってた』
    いいんだよ。

    『おれ、イジメやってた』
    いいんだよ。

    『わたし、シンナーやってた』
    いいんだよ。

    『おれ、暴走族やってた』
    いいんだよ。

    『わたし、リストカットやってた』
    いいんだよ。

    『おれ、カツアゲやってた』
    いいんだよ。

    『わたし、家に引きこもってた』
    いいんだよ。

    昨日までのことは、みんないいんだよ。


    『おれ、死にたい』
    『わたし、死にたい』
    でも、それだけはダメだよ。

    まずは今日から、水谷と一緒に考えよう。




    この本を読んでくれた大人たちにお願いがある。
    どんな子どもに対しても、まずは彼らの過去と今を認めた上で
    しっかり褒めてあげてほしい。よくここまで生きてきたね、と。

    生きてくれさえすれば、それでいいんだよ。

  • ここまで、見放された生徒たちにいいんだよって言って救って包んであげれた人がいるんだろうか。
    教師として生きるっていうのはこういうことなんだろう
    どんなに裏切られても生徒を幸せにするためにあきらめない。見捨てない。
    彼の最初の生徒、すごく悲しくなった
    教師の言葉、態度でどうとでも生徒は変わってしまう

    彼自身、生徒と向き合っていくことで苦しかったこともあったに違いない。悩みまくったと思う。
    彼が自分を犠牲にしたからこその子供たちの未来への手助けにつながったんだと思う。

  • 夜回り先生(水谷先生)の本、実話。

  • 中学生の時に読んだなあ。
    沖縄で読んだんだっけ。
    とても素敵な先生がいるんだって感動したの覚えてる。こんな先生になりたいな。

  • 水谷センセ、
    どうすればいいの???

    分かってる。

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著者プロフィール

水谷修(みずたに・おさむ) 1956年、神奈川県横浜市生まれ。上智大学文学部哲学科を卒業後、83年に横浜市立高校教諭となる。2004年9月に退職。在職中から子どもたちの非行防止や薬物汚染防止のために「夜回り」と呼ばれる深夜パトロールを行っているほか、メール・電話による相談を続け、全国各地での講演活動も展開している。

「2020年 『夜回り先生 水谷修が見た公明党』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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