十津川警部 湘南アイデンティティ (小学館文庫 に 16-4)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 50
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094083934

作品紹介・あらすじ

小田原に住み、湘南ライナーで新橋の経済研究所に通勤する武藤の前に現れた美女・小早川恵。彼女は武藤に、週に一度、平塚にある自分のマンションで一夜をともにしてほしい、ただしセックスは抜きで、と持ちかける。恵はこうして、川上、大杉、岸川、仲という湘南に住む五人の三十代エリートに声をかけ、それぞれ月曜日から金曜日まで「一夜同棲契約」を結ぶ。岸川の美人秘書が殺され、捜査に乗り出した十津川警部の元に、恵と男たちの奇妙な関係を記した報告書が届く。一方、恵の魅力に翻弄された岸川は、他の男たちに恵をレイプしようと持ちかける。

感想・レビュー・書評

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  • 購入したのを忘れて、長い事そのままにしていたのを思い出して読んでみたが、登場人物が皆個性が強いキャラで、終始戸惑いが隠せなかった。途中から雲行きが怪しい感じになってはいたが、ラストで一気に情報が出て来たので、あまりの急展開に只々驚いた。色々と斬新な感じで、好みは分かれると思うが、個人的には新鮮で面白かった。

  • ふつう。
    母から貰った本!

    火サス的な?話だし、途中から先が読めてしまって・・・。

  • 武藤明と小早川恵の不思議な契約.
    週に1度だけの家庭サービス.

    何の目的なのか,何が事件なのか,が分からない.
    最後の最後になって,2つの事件が同一犯だと種明かしがある.

    最後の展開が急過ぎるのが残念だが,それも1つの手法なのだろう.

    くれぐれも分けの分からない契約には気をつけよう.

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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