- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094084405
作品紹介・あらすじ
NHK総合テレビ放送のミステリー番組を文庫本で
死体発見、夕刊紙記者可能克郎が見たものは?(辻真先『DMがいっぱい』)、山荘を訪れた探偵が殺人事件に遭遇(白峰良介『赤目荘の惨劇』)、猫を誘拐、犯人の手口は?(黒崎緑『猫が消えた』)、別荘地でお笑い芸人が殺されて(霞流一『サンタとサタン』)、森江法律事務所に現れた客の正体は(芦辺拓『森江春策の災難』)、恋人を亡くした男が真相を追う(井上夢人『セブ島の青い海』)、脅迫状を送られた社長が密室で死亡!?(折原一『石田黙のある部屋』)、パンク刑事キッドが難事件を推理(山口雅也『靴の中の死体』)。
8人の作家が同名番組のために書き下ろしたミステリー小説を、問題編と解答編に分けて掲載。あなたはこの謎を解けるか? 「犯人当て」の醍醐味を活字でも楽しむ。
したから届いた挑戦状。あなたは謎を解けるか?
【編集担当からのおすすめ情報】
問題編と解答編を別々に掲載。「犯人当て」の醍醐味を活字でも楽しむ。
感想・レビュー・書評
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寝る前にダラダラ読む。
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09年にNHKで放送された番組の原作を集めたもの。確かに辻氏の作品は覚えがあるが、他の作品も見たはずなのに全然覚えてない・・・
まあ、テレビ向きの作品がほとんどです。 -
2016年1月15日購入。
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NHKの深夜に放送されたドラマの原作だそう
8話まであったから、8人の作家が書いている
日本ミステリー界のカリスマ編集者が、アドバイザーになっている
作風の違う作家を選んでいるので
私の好みじゃない作家もいる
編集者って言うのは、柔軟な感性の持ち主じゃないと務まらないということか -
一言で言えばおもしろくない
バラエティ・ミステリーというのかな。テレビ番組用らしいが、奇をてらったショートショート。
「DMがいっぱい(辻真先)」はさっぱり。 「赤目荘の惨劇(白峰良介)」 も読むに耐えない。「猫が消えた(黒崎緑)」もつまらないのて、 「サンタとサタン(霞流一)」はパス。
放り出そうかと思ったが、読者への挑戦っぽい冒頭文が気に入って 「森江春策の災難(芦辺拓)」へと進む。なかなかおもしろい。往復書簡スタイルの 「セブ島の青い海(井上夢人)」 はまぁまぁかなぁ。「石田黙のある部屋(折原一)」は絵まで出しているがさっぱり。ラストも 「靴の中の死体(山口雅也)」は流し読み。残念。 -
NHK視聴者参加型番組の文庫化。問題編と解決編に分かれる。
ほとんどが密室もの。視聴者が問題を解く形式だと、トリック重視の感じになってしまうのかな。
井上夢人が密室ものではなく、ちゃんと物語になってて、一番面白かった。
黒崎緑も物語として面白かった。
辻真先の作風もわかったのが収穫。
・DMがいっぱい(辻真先)
・赤目荘の惨劇(白峰良介)
・猫が消えた(黒崎緑)
・サンタとサタン(霞流一)
・森江春策の災難(芦辺拓)
・セブ島の青い海(井上夢人)
・石田黙のある部屋(折原一)
・靴の中の死体─クリスマスの密室(山口雅也) -
問題編と解決編と分かれているオムニバス小説。
軽く読めるし、短いし、通勤の間に読むには
非常によかった。
芦辺拓さんの「森江春策」の本編も読んでみたいと思った -
いずれもテレビで放映していたもの。ミステリの謎解きだが、脚本ちっくなので、やっぱり映像として楽しんだほうがしっくりくるのでは。軽いノリや掛けあいも多いし。
テレビを見て気に入った人が買う本かな。