探偵Xからの挑戦状! (小学館文庫 つ 5-1)

著者 :
  • 小学館
3.13
  • (0)
  • (10)
  • (23)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 128
感想 : 22
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094084405

作品紹介・あらすじ

NHK総合テレビ放送のミステリー番組を文庫本で

死体発見、夕刊紙記者可能克郎が見たものは?(辻真先『DMがいっぱい』)、山荘を訪れた探偵が殺人事件に遭遇(白峰良介『赤目荘の惨劇』)、猫を誘拐、犯人の手口は?(黒崎緑『猫が消えた』)、別荘地でお笑い芸人が殺されて(霞流一『サンタとサタン』)、森江法律事務所に現れた客の正体は(芦辺拓『森江春策の災難』)、恋人を亡くした男が真相を追う(井上夢人『セブ島の青い海』)、脅迫状を送られた社長が密室で死亡!?(折原一『石田黙のある部屋』)、パンク刑事キッドが難事件を推理(山口雅也『靴の中の死体』)。
8人の作家が同名番組のために書き下ろしたミステリー小説を、問題編と解答編に分けて掲載。あなたはこの謎を解けるか? 「犯人当て」の醍醐味を活字でも楽しむ。
したから届いた挑戦状。あなたは謎を解けるか?

【編集担当からのおすすめ情報】
問題編と解答編を別々に掲載。「犯人当て」の醍醐味を活字でも楽しむ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 寝る前にダラダラ読む。

  • 3

  • 09年にNHKで放送された番組の原作を集めたもの。確かに辻氏の作品は覚えがあるが、他の作品も見たはずなのに全然覚えてない・・・
    まあ、テレビ向きの作品がほとんどです。

  • 2016年1月15日購入。

  • NHKの深夜に放送されたドラマの原作だそう
    8話まであったから、8人の作家が書いている
    日本ミステリー界のカリスマ編集者が、アドバイザーになっている
    作風の違う作家を選んでいるので
    私の好みじゃない作家もいる

    編集者って言うのは、柔軟な感性の持ち主じゃないと務まらないということか

  • 一言で言えばおもしろくない

     バラエティ・ミステリーというのかな。テレビ番組用らしいが、奇をてらったショートショート。

     「DMがいっぱい(辻真先)」はさっぱり。 「赤目荘の惨劇(白峰良介)」 も読むに耐えない。「猫が消えた(黒崎緑)」もつまらないのて、 「サンタとサタン(霞流一)」はパス。

     放り出そうかと思ったが、読者への挑戦っぽい冒頭文が気に入って 「森江春策の災難(芦辺拓)」へと進む。なかなかおもしろい。往復書簡スタイルの 「セブ島の青い海(井上夢人)」 はまぁまぁかなぁ。「石田黙のある部屋(折原一)」は絵まで出しているがさっぱり。ラストも 「靴の中の死体(山口雅也)」は流し読み。残念。

  • NHK視聴者参加型番組の文庫化。問題編と解決編に分かれる。
    ほとんどが密室もの。視聴者が問題を解く形式だと、トリック重視の感じになってしまうのかな。

    井上夢人が密室ものではなく、ちゃんと物語になってて、一番面白かった。
    黒崎緑も物語として面白かった。
    辻真先の作風もわかったのが収穫。

    ・DMがいっぱい(辻真先)
    ・赤目荘の惨劇(白峰良介)
    ・猫が消えた(黒崎緑)
    ・サンタとサタン(霞流一)
    ・森江春策の災難(芦辺拓)
    ・セブ島の青い海(井上夢人)
    ・石田黙のある部屋(折原一)
    ・靴の中の死体─クリスマスの密室(山口雅也)

  • 問題編と解決編と分かれているオムニバス小説。
    軽く読めるし、短いし、通勤の間に読むには
    非常によかった。
    芦辺拓さんの「森江春策」の本編も読んでみたいと思った

  • わ、レビュー数少ない。東北の旅のお供に。NHKでこんな謎解き番組をやってたとは知らなかった。アンソロジーで読みやすい。旅行にはこういうのがいいよね。しかし、全然謎解けなかった…。井上夢人「セブ島の青い海」が一番良かった。

  • いずれもテレビで放映していたもの。ミステリの謎解きだが、脚本ちっくなので、やっぱり映像として楽しんだほうがしっくりくるのでは。軽いノリや掛けあいも多いし。
    テレビを見て気に入った人が買う本かな。

  • NHKで放送されたメール配信型ミステリーのノベライズ。というか元々書き下ろしのミステリーがあったわけですからそれを文庫本の形態にしたという方が正しいのでしょう。放送を知っていた人も見ていなかった人も楽しめる一冊。

  • 阿呆な俺にはどれも難しかった。いちばん好きだったのは、芦辺拓「森江春策の災難」。

  • あんまり面白いとはいえなかった…

  • TV番組視聴者参加型番組向けのシナリオということで、こんな感じかなー、という印象。
    多分、映像で見たほうが面白かったんだな、と。

  • (収録作品)DMがいっぱい(辻真先)/赤目荘の惨劇(白峰良介)/猫が消えた(黒崎緑)/サンタとサタン(霞流一)/森江春策の災難(芦辺拓)/セブ島の青い海(井上夢人)/石田黙のある部屋(折原一)/靴の中の死体─クリスマスの密室(山口雅也)

  • 2009/11/19読了

  • 辻真先、白峰良介、黒崎緑
    霞流一、芦辺拓、井上夢人
    折原一、山口雅也の8名が寄せた短編集。
    知らなかったことが悔やまれる、同名のドラマから
    派生していたんですねー。しかもNHK。
    ぶらタモリもですが、NHKってたまーにこういった
    番組やってるもんなんですね。少しだけ見直しました。

    個人的には井上夢人、折原一作品が好みの短編だったのですが
    ドラマとしてして気になるのはやはり、キッド&ピンクの山口雅也作品。
    これ誰が俳優だったんだろう??

    こういったアプローチでのミステリを紹介するっては
    きっと有効ですよねー。多くの人はやっぱりテレビからの
    アプローチに弱いもんね。こうっやて頑張ってる人たちも
    いるんだなーと。

全22件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

1932年、名古屋市生まれ。名古屋大学文学部卒業後、NHKに入社。テレビ初期のディレクター、プロデューサーをつとめたのち、脚本家に転身。『鉄腕アトム』、『エイトマン』、『ジャングル大帝』、『サザエさん』、『巨人の星』、『デビルマン』など、1500本超のアニメ脚本を執筆した。また、推理小説作家としても活躍しており、『仮題・中学殺人事件』、『迷犬ルパンの名推理』、『あじあ号、吼えろ!』、『完全恋愛』(牧薩次名義)など多数の著作がある。現在、デジタルハリウッド大学教授。国際アニメ研究所所長。本格ミステリ作家クラブ会長。

「2009年 『『鉄腕アトム』から『電脳コイル』へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

辻真先の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×