みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎 追尾〔小学館文庫〕 (小学館文庫 あ 16-3 みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎)

著者 :
  • 小学館
3.39
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本棚登録 : 111
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094084917

作品紹介・あらすじ

舞台は東北自動車道、驚愕のノンストップ誘拐捜査!

岩手県雫石高原を目指していた大手進学塾・首都圏ゼミナールの強化合宿バスがハイジャックされた。人質は、難関中学合格を目指す小学五年生三十名。犯人は身代金十億円を要求する。車内には、停職中の警視庁捜査二課管理官・田名部昭治も娘とともに同乗していた。
大和新聞東北総局遊軍記者の宮沢賢一郎は、犯人グループが金融取引の専門知識を悪用して身代金奪取を企てていることに気づく。警視庁捜査一課特殊班捜査係(SIT)、特殊急襲部隊(SAT)をも翻弄する身代金受け渡しスキームを、宮沢と田名部は阻止することができるのか。バスは東北自動車道を北上、タイムリミットが刻一刻と迫る!
すぐれた警察小説にして映画『スピード』も顔負けのノンストップ・サスペンス。誘拐ミステリーの新たな傑作が、文庫書き下ろしで誕生!


【編集担当からのおすすめ情報】
警察VS報道。警察小説好きに自信を持ってオススメできる一気読み確実のミステリーです。著者は元新聞記者ですので、誘拐事件における警察、報道の駆け引きをリアリティ抜群に描いています。東北地方の麺情報も満載のお得な一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • ⭐︎4.3
    麺食い記者シリーズ。今回も楽しませていただきました。バスジャックと誘拐事件そして、その誘拐事件が身代金を安全に受渡できる手段の保険とはなんとも、全く予想だにしない事件を今回も難なく解決。
    大きなテーマは男の嫉妬というのも、なかなかに怖い。
    ラストの娘の墓前のシーンは目頭が熱くなった。

  • 2024.04.08
    ストーリー運びに強引さを感じるが、麺は食べたいと思った。

  • みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎シリーズの第5弾。シリーズ中では初?のタイムリミットサスペンス。地元の名産紹介もさることながら、リストラ、繰り上げ合格詐欺などを巧みに散りばめた社会派ミステリー。スピーディーな展開でさっと読めます。
    260頁の5行目、人名が間違ってます。後の版では修正されているのかな?

  • 2018_07_14-081

  • 初めてこのシリーズを読みました。美味しそうな麺の話も楽しめるところがいいですね。はまっちゃいました^ ^

  • 「みちのく麺食い記者シリーズ」。
    岩手に向かう進学塾の合宿のバスがバスジャックされ、身代金を要求される事件が発生。偶然にもそのバスには捜査二課の田名部が乗り合わせていた。東北道を北上するバスと事件を追いながら、麺食い記者・宮沢の推理が冴えわたる。
    バスジャックという犯罪をスリリングかつスピーディーに描いていて、緊迫感が伝わってくるような作品だった。

  • シリーズ5作目らしい
    でも、私は、初めてこの作家の作品を読んだ
    縦割りの情報だけではなくて
    幅広い分野の知識を持っていると
    いろんなことが見えてくる
    好奇心とフットワークの軽さは
    人生を充実させる

  • 購入者:北4巡
    購入日:2010.04.18

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著者プロフィール

1967年、新潟県生まれ。専門学校卒業後、時事通信社へ。経済部記者を務める。2005年『デフォルト 債務不履行』で第2回ダイヤモンド経済小説大賞を受賞しデビュー。『震える牛』がベストセラーに。『血の轍』『ガラパゴス(上・下)』『不発弾』『トップリーグ』他、映像化作品多数。主な著書に『ファンクション7』『偽金 フェイクマネー』『復讐の血』『共震』『アンダークラス』『Exit イグジット』『レッドネック』『マンモスの抜け殻』『覇王の轍』がある。

「2023年 『心眼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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