潜伏 Incubation (小学館文庫 せ 2-5)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094085112

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  • 生き方に憧れる叔母が若年生アルツハイマーで亡くしてしまった35歳、独身、失業中、実家暮らしの長山歩美。

    その叔母の主治医で、大学病院の勤務医の佐野将彦はその死に疑問を抱く。


    時、同じくして毒入り飲料が送られて死んでしまう事件が起きた事で長山歩美はその事件に関心を持つ・・・


    主人公の長山歩美の性格が私は苦手です。
    結婚の話は置いておいて、事件のことより就職活動に励めと思いました。

    同作者の『転生』の主人公並みに感情移入できない主人公でした。

    それと、ヤコブ病って怖いなぁと思いました。

  • なんとなくコンプリートしたくなって

     今度は BSE。美容関係とか思わぬ真犯人とか、なかなかいいミステリーにしあがっている。もちろん、ヒロインたちもハッピーエンドだ。

     それでも犯罪そのものは非現実というか、無理があり過ぎかな。ま、そこを読むお話ではないんだろうから、それはそれとして、少ない登場人物にも助けられて、まぁまぁ楽しめる作品だ。

著者プロフィール

せんかわ・たまき
1968年東京都生まれ。大阪大学大学院医学系研究科修士課程修了。大手新聞社在籍中の2002年に書いた小説『感染』が第1回小学館文庫小説賞を受賞し、作家デビュー。その後執筆活動に専念し、医療問題を中心に社会性と娯楽性を兼ね備えた作品を発表する。著書には『転生』『繁殖』『誤飲』『疑医』『鬼嵐』などがある。本作は『幸福の劇薬』に続く「医者探偵・宇賀神晃」シリーズ第二弾!

「2020年 『偽装診療 医者探偵・宇賀神晃』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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