- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094085266
作品紹介・あらすじ
ジャズピアニストが綴る夜の銀座の青春記
日本有数の人気ジャズ・ピアニスト、南博が綴る、爆笑と感動の青春記。真面目なクラシック・ピアニスト志望だった南青年は、ある日ふと聴いたジャズに魅せられ、人生が一変した。小岩のキャバレー、六本木のバー、そして銀座の超高級クラブでのピアニスト生活。ボスであるバンマスは海千山千のギャンブラー、ママやホステスは危険な香りを振りまく夜の蝶、そしてお客はあやしげなバブル紳士と「さる組織」の親分に幹部たち。欲望と札束が飛び交う夜の銀座で、南青年は四苦八苦しながら人生を学んでゆく。そして数年、南青年は銀座に別れを告げて、あこがれのアメリカへのジャズ留学を決意する…。
菊地成孔氏いわく、「この本は、僕のどの本より面白いです。」
【編集担当からのおすすめ情報】
この文庫の発売と同じ7月6日に、南博が主宰するバンド「GO THERE!」の新作CD『FROM ME TO ME』が発売されます。文庫とCDの発売を記念するトークイベント(ゲストは菊地成孔氏)も企画中! ご期待ください。
感想・レビュー・書評
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かっこいいオッサンだなぁ、と思う。菊地成孔関連で知った南博。カッコイイ。山下洋輔のエッセイの面白いのと同様に、こういうジャズメンの文章っていうのは、何でか大体面白い。(11/3/13)
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南博は非常に美しい音色を奏でるジャズピアニストだが、その美しさは美辞麗句や綺麗事などではなく、バブルの銀座での生活で人間社会の汚さを体験した上で濾過された美しさであることを感じた。バブル期の空気を感じる読み物としても秀逸。
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おカネの価値と、自分のやりたいこと。当時の銀座にいってみたし
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南博のCDとか聴いてみようかな 全然知らない世界の話はおもしろい
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一生懸命な人の話ってどうしてこんなにおもしろいんでしょうね。
著者プロフィール
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