竹光侍 (三) (小学館文庫 え 7-3)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094085914

作品紹介・あらすじ

二匹の剣鬼は、いかにして生まれたのか。

竹光差しの浪人・瀬能宗一郎を執拗につけ狙う刺客請負人・木久地は、50人もの捕り方に包囲され、小伝馬町の牢屋敷に入れられた。
平穏を取り戻した宗一郎は、お勝に習字を教えたり、御輿大三郎と刀剣談義に華を咲かせていた。しかし、宗一郎出生の謎である御家騒動は、着実に宗一郎を包囲しつつあった。
一方、木久地は入牢と同時に獄中の罪人たちを掌握。自身の死罪を免れるために、木久地が放った驚愕の一手とは?
三度、宗一郎と木久地は対峙するのか!?
風雲急をつげる竹光侍シリーズ中、もっとも人情味に溢れた松本大洋の人気コミック原作小説第三弾!

【編集担当からのおすすめ情報】
この巻から読んでも大丈夫。シリーズ中、人情溢れるいい話がもっとも充実しています。

感想・レビュー・書評

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  • この三巻目は2月に出たばかりだったんですね。一挙に三巻読めて、なんてラッキーだったんだ!なんて思ってたんだけど、まだ続きがあった・・。^_^;宗一郎の出生の秘密が明らかにされ、今後の騒動や如何に!?また、辻斬りの下手人として牢にあった木久地がまた不気味な動きを・・。お勝に習字を教えたり、そんな二人に嫉妬し、朝湯で宗一郎を待ちかまえていた老人香具師の心が彼と話すうちに妙に清々しくなってしまったり。宗一郎のそんなとぼけたエピソードが楽しい。「剣」にかける真摯な気持ち、「剣」に振り回される愚かさ、がメインテーマのお話なんだろうけど、正直、私は、呑気な宗一郎のお話が多いほうが嬉しいなぁ。続きはいつ出るんだろうか。こうなったら最後まで読まねばならぬ!なんて、力んじゃいますね。

  • 27 2/16-2/17

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