骨ん中 (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 29
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094085945

作品紹介・あらすじ

一九九四年。東北の地方都市・岩館で絶大な影響を誇る川戸建設会長・川戸英太郎は、特別背任容疑の渦中にいた。逮捕直前には、息子で社長の英介が自殺したが、英太郎は容疑をすべて認め、裁判は淡々と進んでいった。程なくして懲役二年の有罪判決を受けた英太郎は、あらゆるものを失い、静かに朽ちていった。すべてが決したかにみえた八年後の二〇〇二年冬。この事件を追い続けていた東日新聞社社会部記者・宮浦弘樹が、川戸英太郎の死亡記事を地方紙の片隅に偶然見つけたことから、物語は激しく転調を迎え、三代にわたる一族の"血の物語"を呼び覚ます。

感想・レビュー・書評

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  • 非常にくらい話でびっくりしたりします。
    ちょんまげぷりん…の作者さんです。
    驚く程重い…というか、悲しい感じ。

    お金の絡む物語は結構暗かったり恐かったり。
    投資やら詐欺やら、何かそういう感じの…
    お金ってそんなに胡散臭かったかしら…

    頑張って生きてた人が辛い終盤を迎える。
    読んでて苦しい。とても苦しい。
    なんでかそういうお話は避けたいデシタが
    でもなんでも読んで見よう!
    と言うのがなんとなくモットーなので。

    がんばりました。

  • 途中退屈になってしまったが後半物語が大きく動く。

  • 分け前→独占。

  • 『ちょんまげぷりん』の著者とは思えない骨太さに驚き。
    山口瞳、山崎豊子を彷彿とさせる『血脈』を廻る、気骨の物語。
    偉大な父を越えられないと苦しむ息子という普遍的なテーマも内包。
    それにしても、女性があまりにも強く描かれていて、若干、苦笑。

  • 1994年。東北の地方都市・岩館で絶大な影響を誇る川戸建設会長・川戸英太郎は、特別背任容疑の渦中にいた。逮捕直前には、息子で社長の英介が自殺したが、英太郎は容疑をすべて認め、裁判は淡々と進んでいった。程なくして懲役2年の有罪判決を受けた英太郎は、あらゆるものを失い、静かに朽ちていった。すべてが決したかにみえた8年後の2002年冬。この事件を追い続けていた東日新聞社社会部記者・宮浦弘樹が、川戸英太郎の死亡記事を地方紙の片隅に偶然見つけたことから、物語は激しく転調を迎え、三代にわたる一族の“血の物語”を呼び覚ます。<BOOKデータベースより>


    荒木源さん、ちょんまげプリン、オケ老人は既読でしたが、これがデビュー作だったのですね。
    失礼ですが、一度テレビで拝見したときは、いかにもちょんまげプリンを書きそうな、気の良いおじさんといった感じでしたが、こんな骨太で重厚な小説をお書きになっていたなんて。
    元々は、記者をされていたということで、本作でも新聞記者が大きな役割を果たし、物語を動かす鍵となっています。
    似たような名前の登場人物にちょっと手こずりましたが、読み進めるうちにはまり込み、最後におおっという展開が待っています。
    映画やドラマ化にも向きそうですね。

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