京都西陣 能舞台の殺人: 名探偵・星井裕の事件簿 (小学館文庫 か 10-5 名探偵・星井裕の事件簿)

著者 : 柏木圭一郎

• 小学館 (2011年9月6日発売)

感想・レビュー・書評

[hazel8483さんの感想 · 2024年1月10日]

京都西陣の路地にある廃屋で
幼女の死体が発見された。
警察は不審人物の捜索に乗り出し
裏手にある能の家元の稽古場のほうから
逃走したのではないかと考える。

一方、カメラマンの星井は
雑誌の取材でその屋敷を訪れていた。
この宗家では跡継ぎの長男が失踪し
長女を候補とする後継者問題が
密かに取り沙汰されている。

その問題と幼女殺人の間には
関係があるのではないか？
星井と元妻で京都府警刑事の美雪は
それぞれ情報を持ち寄るが…。

うっすら『源氏物語』がらみだ。
京都と源氏とミステリ。
親和性はいいようですな。

[ஜあびஜさんの感想 · 2018年2月15日]

20170618読破

[chifuyukさんの感想 · 2015年10月11日]

シリーズ13作目は京都のお能の世界が舞台。結構重い話です。悪くないです。

[Bookriumさんの感想 · 2014年1月13日]

内容はシリーズの他作品と同様に京都の雰囲気を味わうことができるものです。
安西さんの嫉妬が可愛いですね。