東と西 2 (小学館文庫 い 35-2)

  • 小学館
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094086874

作品紹介・あらすじ

日本のどこかを描いた新しい小説集第二弾

漁師たちが、伝説のマグロと奇妙な遭遇をする『野島沖』。来世をセミとして生きる男が主人公の『来世不動産』。交際相手の女性が出先から纏ってきた匂いをもとに話が転じる『肩先に花の香りを残す人』。江戸の酒問屋に嫁いだ元花魁に駄賃をねだろうとする父に災厄が訪れる『続すみだ川』。戦時中から残る建物を改築した謎のホテルを舞台にした『ダラホテル』。暴力的な恋人から逃れ、姉とともに郷里へと向かう妹の顛末を描く『帰省』。ある日、高校生の集団を突如襲った謎の物体Xが世界を変えてしまう『微塵島にて』。日本をテーマに描いた新しいかたちの小説集の第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • R1.7.7 読了。

    バカリズムの「来世不動産」のみ面白かった。「続すみだ川」は期待していたのに、期待はずれだった。残念。

  • 『世にも奇妙な物語』の人気作品リバイバルにあたり、原作のあるものを調べていたら、バカリズム(升野英知)さんの「来世不動産」を見つけたので、読んでみました。
    「ゆらゆらゆらゆら…」に軽くイラっとしつつも(笑)読み進めていくとアハハなオチ、面白かったです。
    輪廻転生のシステムも、ひょっとしたら、今と昔では変わってきているのかもしれませんね。
    1巻も確か筆頭がいしいしんじさんの作品で、ちょっとわけわかんなかったので(^^;;挫折した記憶があります。
    こちら2巻もお名前拝見しただけでも個性的な面々のような気がします。

  • 日本をテーマに描いた新しいかたちの小説集の第二弾。いしいしんじ、升野英知(バカリズム)、西村賢太、藤谷治、戌井昭人、誉田哲也、吉村萬壱。


    バカリズムの短篇に惹かれたけど。いまいち!

  • いしいしんじ・西村賢太・戌井 昭人の並びに惹かれて購入。
    初めて読んだ吉村萬壱作品に驚愕、鳥肌。
    おなかいっぱいです。

  • 野島沖 いしい しんじ ★★★★
    来世不動産 升野 英知
    肩先に花の香りを残す人 西村 賢太
    すみだ川 続 藤谷 治
    ダラホテル 戌井 昭人
    帰省 誉田 哲也 ★★★★★
    微塵島にて 吉村 萬壱

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著者プロフィール

いしい しんじ:作家。1966年、大阪生まれ。京都大学文学部卒業。94年『アムステルダムの犬』でデビュー。2003年『麦ふみクーツェ』で坪田譲二文学賞、12年『ある一日』で織田作之助賞、16年『悪声』で河合隼雄物語賞を受賞。そのほか『トリツカレ男』『ぶらんこ乗り』『ポーの話』『海と山のピアノ』『げんじものがたり』など著書多数。趣味はレコード、蓄音機、歌舞伎、茶道、落語。

「2024年 『マリアさま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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