正直な娘 (小学館文庫)

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  • 小学館 (2012年2月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784094086881

作品紹介・あらすじ

青春小説+恋愛小説の傑作、待望の文庫化。

「世界は変えられないと知ったから、わたしは自分のほうを変えることにした」――タレント志望の栞、ロックファンでイギリス留学を夢見るサチ、仕切り屋で優等生の裕子、ヤンキーではからずも妊娠してしまう矢野、そして精神を病んで転校する萌絵。5人の女ともだちと恋人の岸田くんとの交流。「わたし」の15歳から16歳までの青春を、みずみずしい文体で描いた傑作。絶賛を博した長篇小説、初の文庫化。
<思春期の少女の世界を描いたこの作品の、一人称の語り口は綿菓子のようだ。それはティーンエイジの美しさとともに、危うさを想起させる>(井上荒野さん)
<人生のこの時期だけの、誠実さや狡猾さ、臆病さや陽気さ。冒頭を読んだだけで私は嬉しくなってしまった。ああ、健気で厄介な女の子たち!>(江國香織さん)



【編集担当からのおすすめ情報】
<絶望感と甘酸っぱさと>と題した井上荒野さんの解説も読みどころです。

みんなの感想まとめ

思春期の少女たちの複雑な心情と成長を描いたこの作品は、彼女たちの不自由さや葛藤をリアルに表現しています。登場人物たちの個性が際立ち、彼女たちが抱える悩みや喜びは、読者に共感を呼び起こします。特に主人公...

感想・レビュー・書評

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  • 高校生のどこにでも行けそうでどこにもいけない不自由さが印象的でした。
    自分には難しくて少し読みにくく感じました。

  • 感覚的で、嘘のない、青少年向け小説。

    なーんだ、こういう青少年小説がちゃんと日本にもあったのじゃない、と思った。

    ただ、全体的にみんなちょっと不良な感じが否めない。
    みんなを取り巻く状況はなんだかちょっと嘘くさい。

    でも、なんとなく、主人公が感じている物事って嘘じゃない気がするんだよなぁ…。

    なんかちょっと変な感じで、不思議な小説だった。

  • 主人公は世界にアンテナをはっていて、
    そのアンテナにかかったものをうまく変換している気がした。
    それは、学生時代、私が持っていなかった感覚。
    でももしかしたら、忘れてるだけかもしれない。
    何かを警戒し、押し殺し、
    何かをきっかけに、少しずつ解放していく感覚。
    そして、解放されるのを感じとる感覚。

    新鮮な気持ちで読みました。
    そして不思議と、今の自分に対して、
    不安を覚えました。
    なんだろうね、安定してることに対する不安、なのかもしれない。

    世界の始まり、今からでも見れるかな。

  • ぼちぼちかな?
    主人公の、周りの人物の良いところ・悪いところをようくみていて、それでいて好きになれるところが素敵。

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著者プロフィール

1973年東京生まれ。女優、映画監督、脚本家、作家。多摩美術大学在学中の97年、斎藤久志監督の映画「フレンチドレッシング」で女優デビュー(毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞を受賞)。その後、「大いなる幻影」(監督:黒沢清)、「BULLET BALLET」(監督:塚本晋也)、「金髪の草原」(監督:犬童一心)「さゞなみ」(監督:長尾直樹)「『また、必ず会おう』と誰もが言った。」(監督:古厩智之)などに出演。その他の出演映画に「いたいふたり」「透光の樹」「血と骨」「それでもボクはやってない」「Sweet Rain 死神の精度」「ゲゲゲの女房」などがある。2006年「三年身籠る」で長篇映画監督・脚本家デビュー(高崎映画祭・若手監督グランプリ受賞)。映画の進行と同時に、同名の長篇小説を書き下ろし、小説家デビューも果たす。

「2018年 『彼女たちがやったこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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