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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784094087512
作品紹介・あらすじ
欲望と正義から世界歴史を読み解く名著
長年にわたって動物と人間を見つめてきた羽仁進(映画監督・評論家)が、六千年をこえる文明の歴史を作り上げてきた人間のエネルギーに焦点をあて、5幕のドラマとして描き出した歴史読物。20世紀末に書かれて名著として評判になった原本に加筆修正するとともに、21世紀に入ってからの動きについて新たに書き下ろした増補改訂版。
「人間の歴史は、欲望と正義の織りなす不思議な織物のようだ」「歴史をここまで推し進めてきたのは、人間が生物としてもつ、とび抜けた能力であった」ととらえ、史上三回目の大きな危機に直面する人間に「明日はあるのか」と問い直します。そして、文明社会そのものが原因となっている現在の危機を乗り越えるためには、過去の人間がしてきたことを本気で調べ直す必要があると呼びかけます。そして、「いろいろな人々の目が歴史を見直す」ことによって、「未来が見えてくる」と語ります。
感想・レビュー・書評
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世界史の大きな流れが分かりやすく語られていでて、良書だと思います。著者の博識にも脱帽しました。動物ものの映画監督だけあって、動物への愛情の深さも感じました。
著者によれば、孤立した文明は、長い時の流れの中にあって大きな進化(変化)を見せない。例えば、エジプト文明やインダス文明、更にインカ、マヤ、アステカ文明しかり。一方、異なる文明が接触し、交流するところでは、お互いの文明が刺激し合い、急激に発展していくとのこと。ただし、どちらのタイプの文明がより満ち足りた生活を提供ているのか、どちらの文明がより優れているのか、優劣を付けるのは難しいというのが著者の考え方のようです。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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