震える牛 (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 460
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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094088212

感想・レビュー・書評

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  • 前半読み進めるのは時間がかかりました、。捜査が進み繋がってくると面白くなり、後半は続きが気になりすぎて一気読み。表題の意味を知った時、そういうことねとなりました。面白かった。

  • 怖い世界があるもんだ

  • 平成一番の衝撃作と言われているので令和になった今改めて読んでもらいたい。

    請求番号:913.6/A22

  • 実家が畜産農家だったので、自分の身に起きた事として読むことができました。

    後半の取調室でのシーンが最高でした。

  • 最後まで読んだ後に改めてタイトルを確認して、ハッとさせられました。1つ1つの伏線が徐々に繋がり始め、それぞれの伏線が最後にはきちんと回収されて、すっきりしました。

  • 拝金主義、経済至上主義が生み出す構造的な問題と、職業倫理を鋭く抉る社会派ミステリー。著者の作品は初見だが、文体も読みやすく、調査も行き届いていると感じた。正しい知識・情報の獲得と理解。簡単なようで難しい世の中だ...。

  • 「食の安全」、「大規模焼き畑商業」をテーマにした警察小説。いろいろ盛りだくさんで面白かったが、最後の後味が悪くてすっきりしない。
    「食の安全」は、私たちの健康に直接関わってくることなのでとても大切なことである。小説に書かれているような食品偽装はあってはならないが、実際あったことというのは恐ろしい。

  • 何故この本を今まで読まずにいたのか今更感が否めない。
    めくるページが止まれない程の面白さ。スピーディな展開。何をとっても素晴らしい内容であった。久しぶりに体が震える本であった。

  • 継続捜査班勤務の田川は、未解決の居酒屋強盗殺人事件の再捜査を命じられます。
    初動捜査では、犯人を金目当ての外国人としていましたが、目撃証言などを徹底的に洗い直すと、そこには新しい事実が次々と現れます。
    そしてついには、驚愕の事実に突き当たってしまいます。
    ショッピングセンターの地方進出、地元商店街の衰退など、日本の地方問題、食の安全問題が浮き彫りになります。
    タイトルが、なんとも恐ろしいです。
    一気に読みました。

  • ファストフードは、そういう事もあろうかと思ってたけど、スーパーの惣菜もヤバイの?
    そんなに変なものを混ぜ込まれてるのを食べてたのか…。
    この大企業が、ネットで大打撃を受ければいい。
    けど、そこに働いている人が大勢いるのも事実。
    その分、大企業にはクリーンでいてほしい。
    でも、クリーンだと大企業にはなれないのかも…

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著者プロフィール

1967年、新潟県生まれ。専門学校卒業後、時事通信社へ。経済部記者を務める。2005年『デフォルト 債務不履行』で第2回ダイヤモンド経済小説大賞を受賞しデビュー。『震える牛』がベストセラーに。『血の轍』『ガラパゴス(上・下)』『不発弾』『トップリーグ』他、映像化作品多数。主な著書に『ファンクション7』『偽金 フェイクマネー』『復讐の血』『共震』『アンダークラス』『Exit イグジット』『レッドネック』『マンモスの抜け殻』『覇王の轍』がある。

「2023年 『心眼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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