かすてぃら (小学館文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094088359

感想・レビュー・書評

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  • お父様が破天荒だが憎めないキャラクターだったことがよくわかる。そしてエピソードにみなカステラが絡んでいることが面白い。
    “それがあなたの人柄でした”って最高の贈り言葉。

  • さださんのお父さん、素敵ですね。頑固なお父さん像に人間の真の強さと美しさを見ました。
    私もこんな強さと美しさを持ちたい。自分の未熟さに恥ずかしさをおぼえました。

  • 私は、さだまさしさんの作品が好きです
    これは、破天荒なお父様に振り回される家族のお話
    ガキ大将のようなお父様を批判しながらも、尊敬し楽しんでいるさださんの語り口が面白いです
    長崎は原爆被災地なんだなぁと改めて思わされる記述もあり、泣いたり笑ったりの作品でした

    さらっと読めます

  • 文庫で再会。軽く読める。さだまさしの家族からの目線で、父を語るところがおもしろい。ときどきほろりとくる。こんな家族がいたら、大変だろうなと思いつつも、どこか羨ましいと思うところもある。精いっぱい生きてきた「おとうちゃま」の生き様はかっこいい。

  • 笑いながら読了。

    なんだか熱い時代だなぁ。
    文字で伝えられるといいなと思うことが沢山あるのに、「今」そんなに残っていないのはなぜだろう。

    「子供にたらふく食べさせられる」それだけで十分なんだな。

  • 父親の危篤の知らせを受けて、東京と長崎の間を行ったり来たりしながら、父の過去について語られる。そういう状況になって、人は自分の親について考えられるようになるのかなと思った。

  • お父さん、生き方凄すぎ。
    家族の為に、一生懸命感なのが良い

  • 家と土地の話、ヤクザの話、最高におかしかった。
    キモが座っているというか、破天荒というか。
    とことん、納得するまでやっちゃう性格、人がなんと思おうと
    自分の気持ちに嘘がつけない人なんだろうな。

    土地の話は、人を馬鹿にするとこういう目にあうぞという
    おっそろしくすっきりする話だった。

    ドラマになるらしいね。楽しみ。

  • NHKBSプレミアムで、ドラマ化 http://www.nhk.or.jp/nagasaki/casteilla/

著者プロフィール

一九五二年長崎市生まれ。シンガーソングライター。二〇〇一年、初小説『精霊流し』がベストセラーとなる。『精霊流し』をはじめ、『解夏』『眉山』アントキノイノチ』『風に立つライオン』はいずれも映画化され、ベストセラーとなる。その他の小説に『はかぼんさん―空蝉風土記』『かすていら』ラストレター』『銀河食堂の夜』など。

「2021年 『緊急事態宣言の夜に ボクたちの新型コロナ戦記2020』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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