バタフライ・エフェクト (小学館文庫)

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  • 小学館 (2015年5月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784094088373

作品紹介・あらすじ

北欧ミステリの女王が描く濃密な人間ドラマ

不治の病に罹り、夫と別れて死を待つ日々を送る五十代の女性ボーディル。法律家としてキャリアを積みながら、心理カウンセラーに依存する三十歳、独身の娘ヴィクトリア。良き父良き夫であり、建築家としても成功を手にしていたアンドレアス。小さな出来事がやがて大きな波となり、それぞれの人生の歯車を狂わせていく……。
北欧ミステリの女王が人生の皮肉とやるせなさ、絶望、そしてほのかな希望を描く、濃密な人間ドラマ。

みんなの感想まとめ

小さな出来事が大きな影響を及ぼす様子を描いたこの作品では、三人の登場人物がそれぞれの人生の選択とその結果に向き合います。特に、母ボーディルの静かな語りと彼女の過去のトラウマが、現在の彼女や周囲の人々に...

感想・レビュー・書評

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  • 登場人物の心理描写が巧みで話に引き込まれた。ボーディルの静かな語りが心を打ちます。

  • 何かの記事から辿って見つけたスウェーデンの作家。中でも評判が良く、訳者があのミレニアムと同じ、という理由でこの本を手に取った。

    ミステリーではなく、心理サスペンス。映像化もされている作品。主に二人の主人公が、それぞれに心理状態を崩してしまい、鬱々と一人称で二つのストーリーが進んでいく。何度も、途中で本を置いてしまいそうになったが、ラストが気になり何とか読み切った感じ。

  •  小さなことがまわりまわって思わないところで影響がでる、っていうバタフライエフェクト。
     家をでた母親と、娘、そして全く別の既婚男性の三人、それぞれの<バタフライエフェクト>の話。
     
     メインは母親で、彼女のトラウマが結局彼女の今を作っていて…。
     でもなぁ。彼女もまだ子供だったんだよ。妹よりも自分自身を守って当たり前だったのだと、って<行動を起こさなかった>ことだから、だれにも相談できないよね。
     で、おいおいな男と結婚してしまうのだが。
     そして、人生の終わりにすべてをリセットしようとする。
     その行動力が、もっと早くにでていたらねって思う。
     
     なんつーか、人を縛るものの一番大きなものは、自分自身なんだよね。

     娘も、随分な態度だねって思うけど、あの両親の子供じゃ仕方ないか。
     とはいえ、母の態度が変わることで彼女も変わる。

     既婚男性が…。
     なんか、バタフライエフェクトの顕著な例として、描かれたのかなと思うけど、気の毒すぎる。
     カウンセリングの必要性というか、自分をきちんと見つめるというか、受け入れるってことは大事だなと。

     ん。
     これは、自己を向き合う話だったのかな。
     そうかもしれない。
     うん。きっとそうだ。

  • 死生観を問いただす本でした。

    生きるってなんだ。
    生きているってなんだ。
    死ぬってなんだ。

    イイ本だった。
    マルガレータさんの存在は大きい。

  • 相変わらず一つ一つの文章の深さ、重みがすごいと思う。言葉の魔力にとらえられるとゆうか。

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