水と森の聖地 伊勢神宮 (小学館文庫 い 40-1)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094088441

作品紹介・あらすじ

聖地を巡る写真家が写真と文で綴る伊勢神宮

<自然に畏敬の念を持ち、様々なことを通じて自然の一部になることを示してくれる伊勢神宮から、私は宇宙を感じる。それは大きく、たおやかな世界観。日本元来の調和の精神と包容力は、この先、世界にとって、とても大切な光となるであろう>(本文より)~ニューヨーク滞在中に目の前で同時多発テロを目撃し、衝撃のあまり写真を撮ることができなくなってしまった写真家・稲田美織。その後世界中の聖地を巡る旅を続け、最後に辿り着いた母なる国「日本」。導かれるように訪れた「伊勢神宮」を撮り続けることによって、世界に類を見ない「本物の日本」に気づかされる。その本質を美しい写真と文章で直感的に綴った一冊。「神様」とは何か。伊勢神宮が2000年の時をかけて、日本人そして人類に伝えようとしていることは何か。読んで、見て、感じさせてくれるオールカラーのヴィジュアル文庫。一章、伊勢神宮とは。二章、神宮にみる衣食住。三章、神様の山。四章、神宮の祭りと式年遷宮。

【編集担当からのおすすめ情報】
聖地巡礼。そして同時多発テロの目撃。伊勢神宮に辿り着くべくして辿り着いた写真家の撮る写真はまさに奇跡の瞬間。めったに出会うことのない雪の伊勢神宮や宇治橋にかかる虹、美しすぎる朝焼けの山々など、まさに人為を超えた「なにか」を感じてしまう。一方文章は「古事記」における神様の話から、式年遷宮の意味まで、初心者にもわかりやすく綴られています。。

著者プロフィール

写真家。1985年多摩美術大学卒業。91年まで東京都千代田区一橋中学校にて美術教員を務める。その後拠点をNYに移し、フリーの写真家として活動。世界中の美術館・ギャラリーにて作品を発表、個展を開催。01年のNY同時多発テロを目撃したのをきっかけに世界中の聖地を撮影。ネイティブアメリカンの聖地からマヤ遺跡、ギリシャ、トルコ、アンコールワット、イスラエル、パレスチナ、ウクライナ、そして伊勢の神宮へ辿り着く。
05年より伊勢神宮式年遷宮の撮影を開始。MOMA、NY工科大学、イスラエル美術館などで開いた展覧会も好評。著書に『聖地へ』『水と森の聖地、伊勢神宮』(ランダムハウス講談社)。

「2013年 『伊勢神宮 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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