- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094088557
作品紹介・あらすじ
でも、それは最高の愛し方。
チケットを違法に高値で転売することを生業とするガジロウは、金と女がすべての冷徹な遊び人だ。交通事故がきっかけで、願いを叶えてくれたら預金通帳の中身をすべてくれるという四人(女三人男一人)と出会ったガジロウは、いいカモを見つけたと小躍りする。しかし、願いは四人それぞれで無理難題ばかり。それでも大金を得るためと奔走するガジロウに、やがて変化が訪れ、物語は最後、想像すらしなかったクライマックスを迎える。
タイトルの意味を知ったとき、きっと大きな感動に包まれます! 読み手の予想を鮮やかに裏切る、最高に素敵な物語!!
「参りました!」からはじまる解説を書いてくださったのは、書評家の吉田伸子氏。
「これまでに体験したことのない読後が待っていました」などなど全国の書店員さんも絶賛!
【編集担当からのおすすめ情報】
映画化決定! 舞台の脚本・演出を手がける著者だけに、展開やテンポはお見事。笑えます、そして思いっきり泣けます。
感想・レビュー・書評
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話がありきたりなので、あまりお勧めしません。
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セリフだらけなのでさくっと読める。文字フォントも若干大きめかな?
ガジロウの心の変化が急すぎな気もしたが、これはこれで。幸太郎めちゃしっかりしていてかえって心配になる。これで10歳はすごい。 -
ふと空港で手に取った一冊。
どうやら映画化されるそうですね。
あらすじを書いてしまうと、これから読む人に影響を与えそうなのであまり書きませんが、とりあえずタイトルは読者を引きつけるための伏線みたいなもので、全然物語はタイトル通りのイメージではないです。
物語が大きく3つあり、一つ一つがそれぞれ感動的なエンディングを迎えます。
ただ、ちょっとその感動のエンディングに深みが足りないかなという感があります。えらそうですが。もうちょっと捻りがあっても良いかなと。
さらっと2,3時間で読めるので、軽く読むのに適している一冊。
映画はどうな感じに仕上がるのでしょうか。 -
オムニバス形式の短編に近い作品になっている。内容は時系列で繋がっており、読み進めるたびにほっとするような、寂しいような気持ちになった。
最初の話で主人公が死んだときはどうなることかと思ったが、なるほど、そうくるかという感じ。 -
人は様々な人、モノとの出会いによって、人生のレシピが変わるものなのだということを読んだ後に思いました。
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自分でなぜこの本がうちにあったのかわからないという不思議な一冊。誰かにもらったのかポップ読んで買ったのか。
久しぶりに新しい作家の本だったが読みやすかった。あっと驚く場面もあったし。
ちょっと主人公が恋に落ちるという展開は安易すぎな感じもしなくはないがすらっと読めるのがよかった。
久しぶりの読書。本当、読書しなさすぎてだめ。 -
タイトルは軽い感じだけど、なかなかどうして。いい意味裏切られた。後半の主人公の心の変化が激しくてちょっとついて行けないところもあったけど、感動に包まれたいいエンディングだと思う。
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表紙買いしてずーっと放置してたのをこないだ読了。評判良くて期待してた割には…て感じ。ふつうにおもしろかった。「タイトルの意味が、読み終わるとわかる!」って楽しみにしてたのに、読み終わっても特に驚きもすっきりもせず… うーん。期待しすぎた!キャラクタはみんな可愛かったです。
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2014年読了