- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094088786
作品紹介・あらすじ
あのメロディーが嘘のはじまりだった。
「付き合い始めたあの頃、僕はこれっぽっちも君のことが好きじゃなかった。全部嘘だった」――
サウンドクリエーターの小笠原秋は、圧倒的な人気を誇る4人組バンド「CRUDE PLAY」(クリプレ)の元メンバー。メジャーデビュー決定後に脱退し、いまはクリプレの楽曲を手がけている。
青果店を営む親のもとで育った小枝理子は、クリプレの大ファンの、16歳の女子高生。歌うことが何より大好きで、クラスメイトとバンドを始めたばかりだ。
偶然出会い、付き合い始めた秋と理子。でも、理子に声をかけた時、秋は苦しくて、何かにすがりたくて――
「正直、カノジョに声をかけたのはただの気まぐれで、ぶっちゃけ誰だってよかった」
"嘘"から始まったせつない恋の行方は……。
『僕は妹に恋をする』『僕の初恋をキミに捧ぐ』の青木琴美が描く、大人気ラブストーリーの映画版を完全ノベライズ!
【編集担当からのおすすめ情報】
秋と理子、それぞれの視点から描かれる物語。あの時、秋は何に傷ついていたのか、理子は何を感じていたのか――。惹かれ合いながらもすれ違う、ふたりのせつない思いが詰まっています。
感想・レビュー・書評
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原作未読。
映画で観たことがあったので、ワクワクしながら読みました。
それにしても、切ない気持ちになる作品だなーと改めて思った。
相手の事を考えて嘘をつかなければいけない秋と、相手の為の嘘と分かりながら、気づかぬふりをして信じる理子。
相手の事を互いに想い合う愛の気持ちの熱さに、涙腺がやられました。
映画ももう一回観てみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
恋愛映画の割には渋かった
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恋に恋する年頃には何か感じたかもしれない。
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映画にもなった作品で、すごくきゅんとするはなしです。よんでいて元気がでると思います。
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なんだか話が急展開しすぎてたけど
ストーリーは嫌いじゃない。
特に恋の始まり方とか好き -
なかなか良い話だった。是非、映画を観てみたい。
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人気コミックの映画版ノベライズ。天才サウンドクリエーターと歌うことが好きな女子高生との嘘から始まった恋の物語。
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帰りの新幹線の中でさらっと完読。
少しひりっとするような懐かしい感じは、やっぱり10代後半から20代前半なのね。 -
音楽の世界はわかりません。
才能ある人はそれから逃げ出したくなるらしいです。
ぼくは一生感じないと思います。
素直に生きることは幸せなことなんですね。