くちびるに歌を (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 2197
レビュー : 256
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094088816

感想・レビュー・書評

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  • この本は、五島列島というところにある中学校の合唱部のお話だ。そしてこの本は、誰か1人だけの心情を書いたものではなく、仲村ナズナという女の子と桑原サトルという男の子の2人の心情がそれぞれ書かれていたので、読んでいて楽しかった。しかし、この2人は特に関わることがない。女子は女子、男子は男子の周りの様子などが詳しく書かれているのだ。私はこの本を読むまでは、合唱部という部活があることを知らなかった。しかし、私が所属している吹奏楽部のように、合唱部でもNコンという大きな大会があって、そこに向かって頑張っている姿を、この本を読みながら想像すると、目標を持って頑張ることは大事なことだなと思った。そして、この本を読んで、人は勇気を出せば変われるということを学んだ。

  • 島の中学校の合唱部のコンクールに向けた一年が、父親のせいで男性不信のナズナと、自閉症の兄を持つプロのぼっちのサトルの目線で語られる。サトルに引き込まれた。変に主張しない自然な方言や、自称元ニートの代理美人顧問も魅力的。顧問につられた男子部員と女子部員の対立等も等身大で懐かしい。透明感に溢れていた。

  • 自分の中の『読んでよかった本』今年の第2位!!
    めちゃくちゃ良かった。15歳の気待ちの揺れ動きなどを爽やかに、清々しく書いてあって、読み終わりの爽やか幸せ感ハンパない!!
    素敵やったー。

  • 五島列島を舞台に代役の先生が合唱部を担当する。女性だけだった部に先生の魅力に誘われて男子が入り混声合唱でコンクールに望むことになる。問題を乗り越えながら最後は美しいハーモニーを実現する。未来への自分への手紙が印象的で、分かりやすいが心に残る話。

  • 合唱というと一年に一回くらいのクラス対抗の合唱大会やNHKを思い出すけど、こうやって部活を通して真剣に青春を謳歌するって素晴らしいなと感じた。
    小さな島のコミュニティの中だからこそ、他人との距離が近かったりする所も都会人からすると新鮮な雰囲気だった。
    「永遠に終わらなければいい」というフレーズから、
    今回の合唱のように、人生で楽しかった、緊張したなど瞬間にしか感じれない貴重な経験なんだと思った。
    こんな機会に出会うことこそが人生を充実させる事なのかもしれない。

  • 長女の夏休み読書感想文用に借りてきた。
    キラキラ青春だね〰♪
    課題曲、私も大好きな曲で 改めて歌詞を読み直すと やはり泣けてくる(涙)

  • 2018#43

  • 合唱部を舞台に、青春を描いていて楽しめた。大学は長崎に住んでたから、方言が懐かしく、セリフを口に出して楽しんだ。中学生の心情、自閉症の兄の様子など、リアルでした。

  • 読後、とても爽やかな気持ちになれる小説
    最後のその後も読みたくなる、そんな読後感。
    島を舞台にしているからこそ、ゆったりしていて、気持ちよく本の世界に入っていけた
    2人の話し手がコロコロ変わることに最初はすこし戸惑ったが、だんだん馴染んでいくというか、、
    柔らかい青春小説でした!

  • 映画は映画で好き

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著者プロフィール

1978年福岡県生まれ、2008年『百瀬、こっちを向いて。』でデビュー。他の著書に『吉祥寺の朝日奈くん』『くちびるに歌を』『私は存在が空気』。別名義での作品も多数。

「2017年 『僕は小説が書けない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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