くちびるに歌を (小学館文庫 な 20-1)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094088816

感想・レビュー・書評

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  • 青春でした

  • よくある山あり谷ありの青春ストーリー。
    でも、家族の絆や地域の人間性は、五島列島ならではの背景なのかな?良かった。
    最後に些細な繋がりが見えて感動。

  • 主人公がたくさんいて、視点も変わりますが、主要人物の個性がはっきりしているためかさほど混乱せずによめました。
    「手紙」はやっぱりいい曲ですね。章ごとにある、生徒が未来の自分にあてた手紙が印象に残ります。
    五島列島が舞台で、終わり方も爽やかです。

  • 同じ学校に、同じ部活に集まったメンバーの中でさえ、普通の基準が異なってくる。同じ空気を吸って育った仲間たちなのに、なぜ違いが生まれてくるのだろうか。

  • 本屋で平積みになってたので手にした一冊。
    (実は、帯にガッキーが映ってたので(^_^;)

    中学生の合唱コンクールのお話。
    「安住紳一郎の日曜天国」をポッドキャストで聞いているので、「NHK全国学校音楽コンクール」(略してNコン)については普通の人よりも詳しいかもしれない。(笑)
    この番組の中で、安住さんは毎年Nコンを熱く語ってます。

    Nコンは課題曲があって、数年前にアンジェラアキの歌が採用された。(ってか、このために作った曲だったかな?)
    この小節も、その歌の歌詞がベースになってる所がある。
    15年後の自分へ手紙を書けっていう宿題が出たり。

    まあ、文部科学省推薦図書みたいな本だった。
    50過ぎたオヤジが読むような本ではないな。

    さて、アンジェラアキ。
    実は、私は彼女の歌や歌い方が好きになれない。(ファンの方には申し訳ないが)
    綺麗な人だと思うのに、なんであんなに似合わないメガネをかける?
    そんなの個人のかってじゃん!
    いやいや、公共の電波に乗って映像が出るような人は、ちゃんとスタイリストとかつくでしょ?(想像だけど)
    まわりの意見も聞きなさいよ。わがまま言ってんじゃないよ。
    そんな雰囲気が彼女に感じるので好きになれないんだろうな。

    この本、映画の原作になるんですね。
    だから本屋で平積みされてたんだ。。。
    いや、ガッキーはイイねぇ。

  • 中学の時に読んだ本。
    感動するし青春だなって思ってたけど多分歳を重ねるごとに切なさも混じってくると思う。大人になったらまた読みたい

  • 表紙が可愛かったので図書館で手に取りました。
    正直、あんまり期待せずに読み始めたのですが、本当に読んでよかったです。

    男性嫌いの女子、ナズナと、ぼっちの男子、サトルの2人の視点が交互に描かれます。
    中学生ならではの悩みや青春。いろんな思いを抱えて、みんなでひとつになる。

    人の優しさが溢れていて、涙が止まりませんでした。

  • 数年前に読んだためもう内容は覚えていないが、爽やかな気持ちで読み終えた作品だった記憶。

  • 読んでる期間アンジェラ・アキさんの手紙が頭の中でずっと流れていました。
    15年後の自分に手紙を書いていたら何を書いてたのだろうとも考えました。

  • 優しくて温かい青春時代を思い出す物語でした。
    中学時代の合唱コンクールのことを鮮明に思い出した。

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著者プロフィール

1978年福岡県生まれ、2008年『百瀬、こっちを向いて。』でデビュー。他の著書に『吉祥寺の朝日奈くん』『くちびるに歌を』『私は存在が空気』。別名義での作品も多数。

「2017年 『僕は小説が書けない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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