くちびるに歌を (小学館文庫)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094088816

感想・レビュー・書評

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  • 長崎県五島列島にある中学校の合唱部が舞台。産休代理の美人先生が顧問になったことで、今まで女子生徒しかいなかった合唱部に男子部員が入部してきた。生徒達には様々な思い、秘密があるなか、何人かの生徒目線で話は進む。

    個人的にはラストで各校の生徒達が歌い出すところが好き。ただし、内容的にはありがちな展開ではある。

  • 盛り上がらない。
    普通すぎて、読み終わった後
    読んだ中身をすべて忘れるくらい印象に残ってない。
    今市。

    でもって個人的に
    青春してるぜ的本が、苦手というのがわかった。

  • 五島列島の中学校の女子ばかりの合唱部の顧問の松山先生の産休代理として美人の柏木先生が赴任し、Nコンに取り組むところから物語は始まる。
    美人教師目当てで急に集まる男子部員。合唱指導不慣れな柏木先生。不真面目な男子部員と女子部員の軋轢。部員それぞれの家族の問題。恋愛...と、合唱部に不協和音が響く。
    しかし下手な合唱でも一瞬の和音の心地よさに魅せられて、次第に心が一つとなってゆく。

    何冊かの中学生を主人公にした青春小説を読んでいるが、中学生にしては幼すぎたり大人すぎたりする作品が多い中で、本書は等身大の中学生が描かれていると感じた。それぞれが抱える家庭内の問題もよく有るがそれでいて深刻な問題で、そこにドキュメンタリーを読んでいるようなリアリティーがある。

    しかし、Nコン前日の事件にストーリーの盛り上がりが来てしまい、松山先生の東京挫折も、向井ケイスケの告白(と言うより辻エリの心情)が描かれず、Nコンの結果すらサラッと流してしまい、小説としての中途半端感が否めない。
    映画の予告編なのだろうか?こんどDVDで見てみよう。

  • 映画を先に観たのだが、映画の脚本の方が良かったかも。ほぼ登場人物の設定とおおまかな流れは同じだけど、かなり違ったストーリーになっている。原作はどちらかというと学生達に焦点をあてていて、思春期って感じだった。映画を観て期待していただけに、原作はまとまりがなかったのが残念。

  • 五島列島の合唱部のお話

    本屋大賞候補というので期待してた割には、という感じ
    自閉症というテーマが難しいというのもあるかな

    実際のNHK合唱コンクールをモチーフにしているから、
    合唱経験者はもっとおもしろいかも

  • 書店での宣伝に惹かれて読んでみた。

    少年少女の心の揺れ、現代の島の暮らし
    (五島列島行ってみたいです!)が優しく
    かかれていて、すっと物語の世界に入れた。

     残念だと思ったのは、生徒たちの
    マドンナ的存在の柏木先生に魅力が
    乏しかったことだ。
     島で見かけたことがないほどの
    飛びぬけた美人、音大卒のピアニスト
    だというが、ただそれだけでは物足りない。
    先生が、変わる瞬間も見たかった。

  • 前半はなかなか読み進められなかったが、後半ようやく面白くなる。合唱のお話。青春ですね。
    印象的な箇所は「桑原サトルの存在感は合唱部内部でもサランラップなみにうすく透明だった。」

著者プロフィール

1978年福岡県生まれ、2008年『百瀬、こっちを向いて。』でデビュー。他の著書に『吉祥寺の朝日奈くん』『くちびるに歌を』『私は存在が空気』。別名義での作品も多数。

「2017年 『僕は小説が書けない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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