- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094110012
感想・レビュー・書評
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「斉藤政喜」の旅日記『シェルパ斉藤の行きあたりばっ旅』を読みました。
「素樹文生」の『上海の西、デリーの東』に続き紀行モノです。
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野宿の天才が実体験した、抱腹絶倒、感涙むせび泣きの日本全国ザック旅日記。
『ビーパル』大好評連載中『行きあたりばっ旅』単行本化第1弾を待望の文庫化。
単行本未収録の番外編を加え、バックパッキングの達人「シェルパ斉藤」が日本国中から海外まで、バックパックひとつで旅をした涙と感動と笑いの体験がぎっしり詰まっています。
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『ビーパル』で連載されていた『行きあたりばっ旅』のうち、1992年1月号~1993年9月号に掲載された作品と、書下ろしの『マリーのジャパン・ツーリング』や『 番外編(消えた国道を求めて、ツアー添乗員体験記)』を追加して一冊にまとめた作品です。
■第1章 東京→雲仙ヒッチハイク行
■第2章 奥志賀林道スキー・ツーリング
■第3章 トカラ列島、漁船ヒッチハイク
■第4章 マリーのジャパン・ツーリング
■第5章 北海道縦断わらしべ長者旅行
■第6章 モロッコMTBツーリング
■第7章 東北路線バスの旅
■第8章 九州無装備1万円放浪
■第9章 日本分断徒歩紀行
■第10章 番外編
・消えた国道を求めて
・ツアー添乗員体験記
『第6章 モロッコMTBツーリング』以外は国内の旅なので、行こうと思えば行けるところばかり、、、
海外の紀行と違い、現実感のある旅だけに、行ってみたい気持ちが一層強くなりましたね。
それにしても、、、
○ヒッチハイクだけで東京から雲仙まで旅をしたり、
○漁船ヒッチハイクでトカラ列島を旅しようとしたり、
○物々交換をしながら北海道を旅したり、
○路線バスと徒歩だけで東京から東北へ旅をしたり、
○無装備で1万円だけを持って九州を旅したり、
○太平洋から日本海まで徒歩で縦断したり、
○ツアー添乗員として旅をしたり、
テーマを持ち、趣向を凝らした旅のバリエーションには驚かされますね。
バックパックを背負って、自分の力を使って移動する旅… 若いころの憧れたけど、実現できていない旅のスタイル、、、
もう遅いかもしれないけど、やってみたいなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どっしりと読み応えのある旅行記を期待していたのだが、
軽〜いエッセイっぽいのになっていて、ちと期待ハズレだった。
もとがピーパル連載となってるから、軽く読み流せる内容なのかも。
かなり物足りないかんじ。 -
私が学生だった頃、ビーパルに連載されていたこのコーナー。
毎回、この連載を楽しみにしていた。読むたびに、一緒に旅をしているようなドキドキ感を味わったり…
と、しているうちに、自分でも旅をしてみたい。貧乏旅行でもいいじゃん。
てな感じにいろんな旅をした。
この「行きあたりばっ旅」は、オイラに大きな影響を与えた本です。
旅したくなる本です。 -
この人に憧れて、行き当たりばっ旅をするようになりました。