シェルパ斉藤の行きあたりばっ旅 4 (小学館文庫 G さ- 1-4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094110043

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  • 「斉藤政喜」の旅日記『シェルパ斉藤の行きあたりばっ旅〈4〉』を読みました。

    『シェルパ斉藤の行きあたりばっ旅』、『シェルパ斉藤の行きあたりばっ旅〈2〉』、『シェルパ斉藤の行きあたりばっ旅〈3〉』に続くシリーズ第4弾です。

    -----story-------------
    野宿の天才が実体験した、抱腹絶倒、感涙むせび泣きの日本全国ザック旅日記。

    『ビーパル』大好評連載中の元祖波瀾万丈歩き旅『行きあたりばっ旅』、ザックひとつの旅日記、世界徒歩見聞録の文庫化シリーズ第4弾。
    『ビーパル』に初めて掲載された、いまや幻のデビュー作『揚子江ゴムボート下り』をはじめ、単行本未収録作品ばかりを集めた文庫オリジナル。
    ザックひとつで世界を歩く、シェルパ斉藤流徒歩見聞録の原点から、旅のスタイルが確立した近年の作品まで全9編。
    歳とともに文章はこなれてきても、笑いと涙と感動は、ずーっと変わっていない。
    -----------------------

    『ビーパル』で掲載されたデビュー作の『揚子江ゴムボート下り』をはじめ、単行本未収録作品を集めた一冊です。

     ■第1章 水陸両用北海道の旅
     ■第2章 ニュージーランドわらしべ長者の旅
     ■第3章 四国野根山街道を行く
     ■第4章 NATSUKOの夏、1983
     ■第5章 電動自転車サハリンを行く
     ■第6章 揚子江ゴムボート下り
     ■第7章 中国自然歩道の旅
     ■第8章 大晦日の日没と初日の出を結ぶ旅
     ■第9章 1から9の戸を巡る、すごろく旅


    シリーズも第4弾ということで、旅のテーマの斬新さは色褪せつつある感じがしますが、それでも、、、

    ○MTBにカヌーを載せて道を走り、カヌーにMTBを載せて川を下る… 北海道で水陸両用の旅をしたり、

    ○物々交換をしながらニュージーランドの旅をしたり、
     (以前、北海道でもやっていましたね)
     
    ○電動自転車で充電しながらサハリン(樺太)を旅をしたり、
     (以前、甲州街道でもやっていましたね)

    ○揚子江をゴムボートで下ったり、

    等々… 趣向を凝らした旅のバリエーションを愉しませてもらっています。


    『第4章 NATSUKOの夏、1983』を読んでいると、単車で北海道を旅したことを思い出しました。

    久しぶりに単車に乗って、風を切って走りたくなりましたね。

  • この人に憧れて、行き当たりばっ旅をするようになりました。

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著者プロフィール

1961年、長野県生まれ。紀行作家であり、地球を歩いて旅するバックパッカー。歩く旅以外にもヒッチハイク、耕うん機の日本縦断、犬連れ旅など、型にはまらない自由な旅を40 年以上続けて、シェルパ斉藤の名で紀行文を執筆。踏破した国内外のトレイルは60 本以上、泊まった山小屋は160 軒以上、テント泊は1000 回に及ぶ。1995 年に八ヶ岳南麓に移住し、セルフビルドした家に暮らす。
『シェルパ斉藤の行きあたりばっ旅1 ~ 5』(小学館文庫)、『犬連れバックパッカー』(新潮文庫)、『東方見便録』(文春文庫)、『シェルパ斉藤の遊歩見聞録』(小学館)、『シェルパ斉藤の親子旅20 年物語』(産業編集センター)など、著作は30冊を超える。

「2023年 『あのとき僕は シェルパ斉藤の青春記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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