ニッポン縦断歩き旅 (小学館文庫 G ま- 1-1)

  • 小学館
3.09
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094111514

作品紹介・あらすじ

冷凍たぬきに仰天し、温泉で老婆に囲まれて立ち往生。日本縦断三千二百キロメートルをひたすら歩いた親日家ニュージーランド人の大笑い旅日記です。'97年に日本百名山を七十八日間で踏破した"大男の外人"は、意外にもユーモアのセンスあふれる文筆家でもあったのです。梅干しへっちゃら、納豆大好き、日本語堪能の著者が、外国人などに会ったこともない日本の田舎を歩くと、いったいどうなるのでしょうか。

感想・レビュー・書評

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  • 日本在住のニュージーランド人が、1993年に鹿児島から北海道まで歩いて日本縦断した旅日記。
    歩きで縦断するのも興味深いが、それ以上に"ガイジン"が(とはいえ日本語ペラペラだが)旅すると出会う田舎の人々がどんな反応を示すのか、というのが興味深かった。
    文章も淡々としていて好みだった。もとは英文で書かれているということなので、これを海外の人が読むのは一層おもしろいことだろう。
    ただこういう旅は、起こる出来事も同じようなことがどうしても多くなるので、読み手にはやや単調に感じてしまうのも否めない。まあそういう旅ではあるので、追体験できていると思えばそれもたのしい。

  • 本当の日本を探すべく徒歩での日本縦断を目指す著者。外国人ならではの旅先での出来事がコミカルに描かれ、とても面白い。
    日本人ってこんなに不躾だっけか?ちょっと恥ずかしい。

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