- 本 ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094114225
作品紹介・あらすじ
愛してやまなかった室生寺、そして薬師寺、唐招提寺。
昭和14年、はじめて室生寺を訪ねて以来40年近い歳月を古寺巡礼に費やした土門拳。
車椅子になっても撮影を続けた彼のライフワークより、クローズアップ写真を中心に選り抜き、写真家としての目が光る名エッセイとともに大和の古寺をガイドする。ポケットサイズながら迫力に満ちたビジュアルシリーズ第2弾。
天平文化の精華・薬師寺と唐招提寺、仏教伝来の地・飛鳥の里、土門拳が愛してやまなかった室生寺をはじめ、奈良の寺をめぐったカラー・モノクロ写真100点収録。
巻末に土門たみ夫人の語り下ろし回想記を掲載。
感想・レビュー・書評
-
2016/3/19私の行きたい室生寺のことが丁寧に書かれていました。写真も素晴らしい。★4
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カラーやモノクロの写真に、土門さんの視点を重ねられる。写真もお寺も、とても大切にしていたのだなと思う。特に室生寺への愛を感じる。
2016/2/7 -
このカテゴリーにいれていいのかちょっと悩みましたが、やっぱりここに。
素晴らしい写真集です。文庫だから写真はちっちゃいけど、エッセイが秀逸です。美しくいきいきしている写真に添えられた文章が、写真をより輝かせています。 -
2008/9/17 7&yにて購入
2009/2/10〜2/15
電車・バス移動用に読んでいたが家にて読了。なぜか薬師寺には縁が無くて行ったことがないのだが、是非近々行ってみたい。私も好きな明日香村の奇石などの写真もあってまたふらりと出かけたくなる。最後の土門拳の奥さんのエッセイも良い。酒田市にある土門拳記念館には山形にいる頃一度だけ行ったことがあるが、その頃写真には興味がなく、土門の名前とお寺や仏像の写真で有名な人だ、くらいの認識しかなかったのが今から思うと残念である。是非、もう一度訪ねてみたい。 -
土門 拳 / 小学館 (2001/09)
著者プロフィール
土門拳の作品





