- 本 ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094114232
作品紹介・あらすじ
飛鳥時代の人と昭和の土門と今の私が、同じ仏様に感動している。
渾身のクローズアップ写真と、写真家ならではの感性溢れるエッセイ。古寺を訪ねる土門拳のビジュアルシリーズ第三弾「京都編」。神護寺と高山寺、西芳寺、東寺と三十三間堂、平等院など、仏像・庭園・建築……京都の奥深い魅力を凝縮した一冊。
40年におよぶ古寺の作品から厳選した広隆寺弥勒菩薩像をはじめ、カラー・モノクロ80点を超える写真を収録。静かな美しさと迫力をもつ作品群は、時を超えて今なお新鮮である。
巻末で写真家藤本四八氏が若き日の土門拳を回想する。
感想・レビュー・書評
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なんだろう、ブワ~っという感じで、
土門拳の眼になったかのような、ぐさりと心に突き刺さる感覚。
不思議だけれど、良くわかるな。
何時間も仏像の前にいて、古寺の造形に惹かれる。
本当は、実は動けなくなる感じなんだけれど。
うれしい一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
仏像のヒダが美しい
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2008/9/17 7&yにて購入
2009/3/23〜3/26
帰りの電車内で読了。
京都の有名寺院である神護寺、中宮寺、西芳寺、東寺、平等院鳳凰堂などの写真。なぜか龍安寺はあっさりとしている。神護寺の薬師如来立像がなかなかかわいい。中宮寺の半跏思惟像はやはり美しいなぁ。実はまだ実物を見たことがないのだ。見に行かねば。 -
土門拳の古寺シリーズ今回は洛北から宇治を読んだ。私は宇治に半世紀住んでいるが、平等院など知られているところが数多くある。来年は源氏物語が書かれ一千年とか。テレビの旅番組で全国放送も多いだろう。皆さんも是非宇治に来てほしい。
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土門 拳 / 小学館 (2001/11)
著者プロフィール
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