闇常世 (小学館キャンバス文庫 し 1-7 封殺鬼シリーズ 7)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094301175

作品紹介・あらすじ

"聖が死んだ-"千年もの長い時を、共に過ごしてきた弓生にとって、それは、測り知れないショックであった。だが、九天地会の本部に呼び出された弓生を待っていたのは、滝夜又だった。彼女は弓生に、聖が死んでいないこと、盧屋道満の術によって肉体が凍結され魂が分離した状態にあることを告げる。聖を元に戻すために弓生は三吾と共に「本家」の神島達彦を訪れ、道満の術を解くことを頼むが、達彦に受け入れられず、ついに「本家」との決裂を決めた。怨鬼と化した弓生は、復讐のために道満の本拠を急襲するが。

感想・レビュー・書評

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  • 桐子BBAきたこれ
    聖大復活
    ユミちゃんやったね!聖が帰ってきたよ!
    三吾アッシーくん
    成樹くんマジ天使
    佐穂子ちゃんマジ姉御

  • 桐子さまきたきた。ルルルから入った身としては確かに聖と同じ感想をぽろっと口からこぼしてしまいかねない……。老婦人然とした立ち居振る舞いに騙されたらもう思う壺なんだなあ。ある意味でジョーカー的な、本当にシリーズ通して最強キャラかもしれない(からこそ、ルルルでの桐子さまが映える)。

    エリマキトカゲは盛大にふいた。

  • ついに大物桐子ばーちゃん登場。聖が死んで自暴自棄になった弓生。呆然とする佐穂子・成樹・三吾。
    そんな中、佐穂子は京都の神島の当主の元へ向かい、現状を訴えることに。しかしそこで出会った桐子に圧倒されているうちにお株奪われる感じに・・・。桐子の協力が得られることによって事態が少しずつ変化しはじめ・・・。
    前回までは救いもない感じだったけど、ちょっと明るくなってきたか?
    しかしこの九天地会編はいつまで続くのか~?

  • こんなに好きな小説にあとどのくらい出会えるだろうか、ってぐらい好きです。
    陰陽師安倍清明に仕え、彼の死後もその流れを汲む「本家」に庇護される使役鬼として、 千年以上の時を生きる鬼、聖(酒呑童子)と弓生(雷電)を中心としたシリーズ。      歴史上の人物や今も残る言い伝えなど、古き日本と現代の微妙な人間関係が合わさって、抜け出せないほど引き込まれてしまいました。
    聖の関西弁と、能天気なようで勘の良い性格が愛しいです。・・・なんでもないようで、なんだか救われるような・・・温かい気持ちと言葉でほっとする。どのキャラもきっちり書き分けられていて、そして皆成長しました。
    シリーズ28をもって終了となりましたが、ずっと大好きです。
    3〜8(道満編)9,10〜11(過去、番外?)13以降(羅劫編、15は番外)で区切りがよいと思われます。

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著者プロフィール

大阪生まれ。『出てこい!ユーレイ三兄弟(ブラザーズ)』でデビュー。ファンタジーとホラーのジャンルで活躍。「封殺鬼」シリーズ 、「カラクリ荘の異人たち」シリーズ、「九十九字ふしぎ屋 商い中」シリーズ、「あやかし同心」シリーズほか、著書多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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