フェンネルは夢見る (小学館キャンバス文庫 ま 2-3 人媒花シリーズ 3)

著者 : 麻城ゆう

• 小学館 (1997年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[fujinosukeさんの感想 · 2011年6月19日]

このシリーズももっと読みたかったな～。
2作目のあとがきではまだまだ続くような口ぶりだったのに、
3作目で完結とか、寂しすぎる(TmT)

晶くんには、もっと葉守流に深入りして、
辛い事件ばかりではないケースにももっと触れてほしかったので、
薫さんとの別れ方や将来の選択に、そりゃないよ～と思わずにはいられないけど。
でも読み返してみると、こうなるしかなかったような気も、ちょっとする。
そもそも陰流の仕事って、結果が100％納得できるようなことにならないしな～。
梓さんのダイエット大作戦とか、そんなのばっかりじゃないから。

でも、いつか対決が避けられないとしても、晶くんなら取り返しのつかない決別にはしてしまわないと信じてる。