花闇を抱きしもの 下 (小学館キャンバス文庫 し 1-11 封殺鬼シリーズ 11)
- 小学館 (1996年4月1日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094303216
作品紹介・あらすじ
地獄の関東大震災から3年後。大正15年。神島桐子は、先代の神島家の当主、兄史人の急死をうけて神島家の当主となった。桐子、わずかに10歳。神島家の使役鬼たる弓生と聖は、桐子の術修業を助けるべく東京にいた。だが、術修業とは名ばかりで、実は中央の術者を呪詛するためであった。命じたのは、桐子の後見役を任じる狩間久義。中央の術者の一部が体制の転覆を謀っているのだという。その数13名。-しかし、事の成り行きに胡散臭いものを感じた弓生と聖は、その背後にあるものを探り出しにかかるが…。感動の名作、後編。
感想・レビュー・書評
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ロリ桐子のお話ももうお仕舞い……
ユミちゃんはやはり聖に心配されるのがお嫌い……
うん知ってる……
兄様悲しいよ……詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
史人おにーちゃんが死んだ理由があーそっかぁってなる。
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側近を通して伝えられた呪詛の依頼に、疑問を抱いた桐子は、二人の鬼に依頼の真相を確かめさせる。何のために行わなくてはならない呪いなのか…それが明らかになったとき、桐子が下した苦渋の決断とは。自分の持つ力に苦しみながら、敢えて迷いを見せない少女と、彼女に対する優しさ、強い心に勇気づけられる小説です。
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