終の神話・人祇の章 (小学館キャンバス文庫 し 1-28 封殺鬼シリーズ 28)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094305784

作品紹介・あらすじ

〓御霊剣(ふつのみたまのつるぎ)を手に入れることに成功したのも束の間、弓生と聖は天狗によって囚われてしまう。四天鬼を使って二人を救出しようと試みる成樹。だが天津甕星の出現は、刻々とせまっていた…。それぞれの決意を胸に、戦いの場に臨む『本家』の次期当主たち。星神を封じるべく、果たして二人の鬼たちは、神剣を鹿島へ運ぶことができるのか。そして、神と人間との壮絶な戦いの結末は…!?-十一年に及ぶロングシリーズ、ついに感動のフィナーレ。

感想・レビュー・書評

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  • ・これで一端お仕舞いになったんですね封殺鬼シリーズ
    ・やっぱりビミョーに帰ってくる気満々じゃないですか!
    ・ユミちゃんはやっぱり聖となんだなあ・・・
    ・眞巳兄さんと三吾の和解がなんか一番嬉しかったよ最終巻
    ・あと理緒ちゃん元気でよかった

  • ずっと終わるのが寂しくて読まずにとっておいたのを、10月に三吾メインで新シリーズが出るということでとうとう読んだ。
    これぞ大団円に相応しい。みごとに風呂敷をたたんでくれた霜島先生に拍手喝采。どこかでラストのあとのみんなでお花見シーン読みたいなあ、いつか書いてくれないかなあ。と考えてしまうほど、物語は完結しても彼らはこれからも生きていくんだという広がりの感じられる〆方だった。

  • 大団円、かなと。広げた風呂敷を丁寧に畳んだ印象。丁寧過ぎて、盛り上がりに欠けた気もするけど、それは高望みかな。キャラクター一人一人がすくい上げられて、使い捨てなど一人もいなかったのが、なんとも愛着を湧かせる作品でした。聖と弓生は別格としてずっと三吾贔屓だったけど、最終的には達彦に持って行かれました(笑)。

  • 終わったー!長かった!!
    ついに決着の時!ってことで、みんなズタボロになってがんばったよ。という感じ。結局成樹は最後はハブでしたが~。そして三吾は最後の最後におにいちゃんに気持ちをぶつけて間に合い、鬼は夜刀さんとかまぁいろんなモノに守られたかな?という感じ。
    途中ナナメ読みで、そもそもなんでマサミにーちゃんがよりましやんなきゃなんないのかとかよくわかってなかったけど。仲麻呂がどういう意味を持ったのかとか。まぁ、いいよ。人(キャラ)それぞれの葛藤の物語としては十分理解できたので。
    最終的に一番達彦がかっこよくなったんじゃないかと。まぁ、理解されない部分が多かっただけで信念の人よね。元から。
    最後はこの鬼たちに幸あれ!って感じ!

  • 聖が好きでしたー。民間伝承とかもろもろの知識が素人心にかっこよく響くよう上手く作られててかっこよかったのです。
    長い物語を最後まで読ませてくれてありがとう、と思います。
    他の作家だけど、途中で終わってる長いシリーズって多いんだもん…。

    あ、そうそう!忘れてたけど三吾も大好きでしたー(笑)忘れんな………

  • 読んでなかった分をやっと読みました。とりあえず、聖&弓生おつかれさん。・・・・・・・・・いや佐穂子も三吾もな。とくに三吾か。

  • 。・゚・(ノД`)・゚・。

  • 終章。キャンパス文庫を遺した唯一のシリーズ(笑)読み応えありました。新書でのシリーズも楽しみです。

  • いやはや、終わっちゃってちょっぴし寂しい。

  • 本編はこれで一応完結と言う事で。
    満足。
    最初の聖と隆仁の会話は、聖が隆仁のことがかわいくてしかたがないのがよくわかるだけに、なんだか泣けてくる・・・。
    あー、桐子の新婚生活by聖視点とか読んでみたい(笑)
    他にもその人の物語を読んでみたいキャラが一杯で、ぜひともこれは外伝を、と望んでしまいますね。

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著者プロフィール

大阪生まれ。『出てこい!ユーレイ三兄弟(ブラザーズ)』でデビュー。ファンタジーとホラーのジャンルで活躍。「封殺鬼」シリーズ 、「カラクリ荘の異人たち」シリーズ、「九十九字ふしぎ屋 商い中」シリーズ、「あやかし同心」シリーズほか、著書多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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