レヴィアタンの恋人 (ガガガ文庫 い 2-1)

著者 :
  • 小学館
3.26
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本棚登録 : 122
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094510140

作品紹介・あらすじ

半世紀前の世界的ウイルス汚染により、人類の99パーセントが死滅した2077年の日本。コロニーと化した調布新町を守る「特進種」のひとり、久坂ユーキは二子玉川の鉄橋の上で異能の少年と刃を交える。彼は不死身の力をもつ特進種だった。青年を配下としたユーキは、物資採集のキャラバンに同道する。一方、姫路コロニーより遠征してきた鳥辺野ミゲル率いる鳥辺野大隊は、澁澤美歌子の命により、ユーキを探していた-。荒廃した東京で、幻想と退廃の戦記が幕を開ける!犬村小六オリジナルデビュー作。

感想・レビュー・書評

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  • 1巻
     未知のウイルスにより崩壊した未来社会での異能バトル。
      よくある設定です。
      舞台設定は実在の地名を使いリアリティを出しているのですが、異能バトルは光線飛び交ってフィットしない。
     山田風太郎のような伝奇風な肉弾戦の方が合いそうな雰囲気

     不死身のタマちゃんは悪玉としてはいいが、扱いに困るかも。

     今後に期待。

  • 世界が荒廃した後の世界を舞台にした物語です。
    特進種と呼ばれる超人が珍重され、都市国家のようなものが形成され、お互いに牽制しあっているという感じでしょうか。
    世界観はかなり好きな感じですね。
    特進種にもジャンルというか種別があって、筋肉系やら呼吸器系やら。
    特進種じゃなくても強力な人間ってのもでてきますが、どうしても特進種にはかなわない。
    戦闘系の特進種一人で100人以上の軍隊と等価になるって言うところだそうです。
    プロローグで特進種の少年が出てきて、これが主人公なんだとおもったら、えーって感じな結果に。
    世界観も良かったですし、アクションシーンや戦闘情景も良かったです。
    ところどころ、わかりにくい表現があるのは仕方ないのかもですね。
    現代風軍記モノって感じですし。

  • 未読

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著者プロフィール

1971年生まれ。小説家。代表作に、「とある飛空士」シリーズ、『レヴィアタンの恋人』(ともにガガガ文庫)などがある。

「2014年 『サクラコ・アトミカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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