- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094510751
作品紹介・あらすじ
「戦えば死。そんな残酷なゲームに巻き込まれ、それでも戦ってきたオレたち。だけど人類は、自らの手で地球を滅ぼしちまった。報復の連鎖の果て、核の炎で焼き尽くされた世界を守る理由なんて、どこにあるんだ?…え、夢?こんなとこで寝てるから悪い夢を見るんだ?あれが夢なもんか!そうだよな、みんな!…みんな?なんでおまえら、生きてるんだ…?」月刊IKKI連載マンガ『ぼくらの』平行世界編、ついに完結!絶望の果て、滅亡の淵で、ぼくらが見いだす希望とは?原作者・鬼頭莫宏との巻末対談を収録。
感想・レビュー・書評
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最終巻は物語を終わらせないといけないせいか、バタバタとしていた印象。正直な所、マーヤのエピソードはいらなかった気がする…。1つの世界(地球)の中で人間たちがもがいている方が好きだった。
とは言うものの、ここに至るまでのストーリーには泣けるものも多かったし、ノベライズの域を超えて、1つの作品として楽しむことができた。本当に誤植が残念… -
ノベライズ最終巻です。,カンジ、マーヤ、ウシロ登場。,既に、この当時、ノベライズが原作に追いついてしまっており、この3人(マーヤはオリキャラ)のエピソードは大樹氏オリジナルと考えてよいでしょう。,前巻ラストで、守るべき価値を失ってしまった地球。,私的には、カンジ>マーヤ>ウシロの評価です。,カンジのアナザー自然学校、マーヤの操縦者としての致命的欠点など着眼点が楽しめました。,そして、奇想天外な人類存続作戦が実行されます。,ウシロは、全体のテイストを決定づけるために、大樹氏は希望あふれる締めくくりをされています。,最後の見開き挿絵にはニヤリですね。,しかし、鬼頭マニアとしては、ウシロ編は原作に軍配を上げたいです。まあ、原作は、しっかりと次のパイロットが明るく締めていますし。,本ノベライズは、原作の素材を旨くアレンジしたところとオリジナルを絶妙な配合でみせた良作と考えます。
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久々に読んだSF系物語。YouTubeで「Uninstall」というアニソンと出会ってこの物語を知ったんだけど、少し為になった。世界を救うなんて、かっこ良さすぎてついてゆけん。やっぱ、家族を守る、友達や恋人を守る、って考えた方が目の前の事を頑張れる気がする。そういうことを、この物語は教えてくれる気がする!
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ついに全部読み終わりましたー。
どれも2,3時間で読めたので、あんまり長いとは感じませんでした。
原作読んでるときは、この子達が契約していなかったら
どんなその後を歩むだろう、というのを想像したことがなかったので
カンジの戦闘はすごく切なかったです。
やっぱりみんな死んでほしくなかったなぁ