ぼくらの ~alternative~ 5 (ガガガ文庫 お 1-5)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094510751

感想・レビュー・書評

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  • ぼくラノ完結編。カンジ、マーヤ、ウシロ編を収録。
    明らかになるマーヤの正体は伏線も色々張られており予想通りではあったが、彼女の闘いの目的には驚いた。彼女が最後に選んだ闘いもかなり熱い展開で楽しめた。カンジの見た幻影が眩しすぎたがこの世界の行き着いた先も救いがあるもので良かった。原作への愛を感じるノベライズで終始楽しく読むことができた。

  • 最初読み始めると、あれ?巻間違えたかなと不安になってしまいました。
    読み進めていくうちに、あぁなるほど、という感じです。
    矛盾は否めないですし、記憶を上書きするには至らなかったですけど、夢を選択したモジの気持ちも解らないでもないです。

    最後の発想は面白いのですけど、ちょっと都合が良すぎる感じはあります。
    まぁ、それくらいがストーリーとしては丁度良い塩梅かも・・・

  • 「ぼくらの」パラレルワールド、完結。
    カンジの戦いが余りに酷。読んでいて辛かった。
    マーヤの目的が現実離れしており、違和感が残るものの、原作・他の平行世界での人間関係やそれぞれの人物の気持ちやなんかを色々と想像させられ、彼女の存在は本作において成功ではないかと思う。
    彼女の戦いにも泣かされた。
    「ぼくらの」世界の行く末をモジとウシロに託し、別々の道を歩ませるという発想は、原作ではあり得ず、こちらも個人的には良かった。
    ただ、原作以上に酷な未来ではあると思う。。。。(対談では原作の方が酷、と書かれているが)

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