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- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094510850
作品紹介・あらすじ
「はやくお姉ちゃんを殺した犯人が捕まって欲しいな」墓前に佇む南雲御笠の言葉に、摩弥克也は「そうですね」と答えた。南雲小百合を殺害した"エクスター公爵の娘"、聖画を見立てに殺人を繰り返した"クロウメモドキ"との闘争を経て、摩弥克也こと猟奇系地下サイト"ブラッディユートピア"の管理人"ヴェルツェーニ"はある決意をしていた。そして決心ののち、事件は起こる。全国で死者39人、重軽傷者282人-大量の死傷者を出した連続爆破テロ事件は、首謀者の名を取り、一部でこう呼ばれた。「ヴェルツェーニ事件」と。
感想・レビュー・書評
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他者の命の奪ったり自らの命でさえも惜しまないヴェルツェーニに対する盲目的崇拝が恐ろしい。
彼らが崇拝していたのは人間性を捨てたヴェルツェーニという偶像であって、今の、そしてヴェルツェーニそのものではなかった。
スターマインは将丈に倒される日を夢見て、将丈はスターマインを倒すことを目標とするのだろうか。
彼らの末路も見てみたい。
御笠とヴェルツェーニではなくなった京也は幸せになれるのだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2,3巻と1巻を読んで期待していたものとは違っていたけど、
ここにきてまた近づいたというか、戻ったというか。
単純におもしろいといえる内容だった。
これでまた次巻も気兼ねなく買える。
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