されど罪人は竜と踊る 4 (ガガガ文庫 あ 2-4)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (648ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094510942

作品紹介・あらすじ

ジヴーニャは勇者ウォルロットのもとへと去った。敗れたガユスは、失意の底でギギナとともにエリダナの街を彷徨う。一方、"古き巨人"の本隊、五体の出現で、指輪を巡る争奪戦はさらに激化。北方のモルディーンにも、暗殺の手が迫る。二転三転する嵐のような事態、誰が敵で誰が味方なのか?そして大投資家ダリオネートの黄金の野望が明らかになったとき、エリダナは最悪の戦場となる。ガユスとギギナに"古き巨人"たち、勇者ウォルロットと翼将たち、憂国騎士団が命と魂をかける!我らの現実と交差する巨大な物語、ついに終幕。

感想・レビュー・書評

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  • ライトノベル

  • これは、ラノベの形を取った深い、深い話。

  • 読み終わった。けどこれよく出版できたなぁ・・・
    ウォルロットは最後まで勇者でした。
    今回はガユスがメインだったので、いつもよりギギナが影薄かったような

  • 読了後は曇天の気分。
    重いけれどカッコイイと思えてしまう。

    仲悪いのに息のあうガユスとギギナの織成すアクションは、
    躍動感を感じた。

  • あああジウーニャが拭えない痛手を…

  • 3巻から続いていた「鋼鉄の巨人」の回の後半戦.
    激しい戦闘.
    飛び散る肉片.
    砕ける骨.
    舞い散る血飛沫.
    渦巻く陰謀.
    というわけで面白かったよ.

    復活した伝説の巨人とか胸が熱い展開ですよ.
    目が多いほど力の強い鋼鉄の巨人.
    3巻では三眼と四眼相手に死に掛けてた彼らが今回相手にするのは
    五眼・六眼・七眼という強敵たち.
    ガユス君は巨人たちに勝てるのか.

    英雄にして虐殺者に連れて行かれた恋人を助けることが出来るのか.

    そしてギギナとその娘の親子喧嘩の行方は.

    面白かったんだな.

  • ジヴーニャは勇者ウォルロットのもとへと去った。敗れたガユスは、失意の底でギギナとともにエリダナの街を彷徨う。一方、“古き巨人”の本隊、五体の出現で、指輪を巡る争奪戦はさらに激化。北方のモルディーンにも、暗殺の手が迫る。二転三転する嵐のような事態、誰が敵で誰が味方なのか?そして大投資家ダリオネートの黄金の野望が明らかになったとき、エリダナは最悪の戦場となる。ガユスとギギナに“古き巨人”たち、勇者ウォルロットと翼将たち、憂国騎士団が命と魂をかける!我らの現実と交差する巨大な物語、ついに終幕

  • 今までの角川文庫の話と違って、イヴが罪を背負う(あるいは共有する)ことによってようやくガユスに近いステージに立てたというイメージ。結局別れてしまうのですが……。
    あー! もー! ほんとダメな奴らだなー! と頭を抱えたくなる。
    世界は優しくない。でも面白い。

  • 古き巨人後篇。
    ゲヒンナム・ムの「女性は大切に」の真意が明らかになった。
    はっきりいってジヴーニャを巡る攻防よりもそちらのエグさの方が印象が強い。
    男にも、ってあたりがまた浅井さんらしいですねー。

  • 壮大で、圧倒的。たった一人の人間が、国を襲い、経済を破綻させて、戦争を起こそうとする。たった一人の勇者がそれを止め、たった一人の女性が犯罪者を人間に戻す。全てが単体で行われているはずなのに、動くものは世界と言う大きな存在で、恐ろしくなりました。
    世の中は、一体誰の手で踊っているんだろうと、考えずにはいられません。

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