- 小学館 (2010年1月19日発売)
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感想 : 34件
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Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784094511857
作品紹介・あらすじ
日々希に虐められすぎて不登校になった遼介が、卒業式にやって来るらしい。日々希に、そしてずっと見て見ぬふりをしていた私たちに復讐するために。私はそれを心待ちにしている――心の傷を負った少年と少女のためのサバイバルノベル!!
みんなの感想まとめ
心の傷を抱える少年と少女のサバイバルを描いたこの物語は、リアルな人間関係や学校生活を巧みに表現しています。特に主人公の水葉は、多くの読者が共感できる存在であり、彼女の痛みや生き様は決して特異ではなく、...
感想・レビュー・書評
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2010年の年末のTBS文化放送で推薦されていてAmazon注文した本。これは名作...!年始にこの本を読めたことに満足。表紙からライトノベルにも見えるが、これは所謂ライトノベルではない。リアルな人間を、学校を、子供の社会を描いた物語だ。読む上で主役の女の子、水葉を感覚的に少しでも納得できるか、でこの本への感想は違ってきそうだ。私は、この水葉が好きだしこれが人間だと思うしほんの僅かにでも自分を重ねて読むことができる。その痛みも、その生き方も、決して特異な子だとは思わない。だから入り込んで次の展開がとにかく気になってあっという間に読み進めた。逆に、日々希や遼介は頭では理解できても感覚的に繋がれない。でも3人が3人とも自分で築き上げたぎりぎりのバランスの上で生きている、その痛みは伝わってくる。映画『告白』を思い出した
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ライトノベル?というか
ガガガ文庫ならでは黒黒どろどろ暗黒史観青春小説
先に『パニッシュメント』を読んだあとだと印象に欠けるか
キャラクタの個性がごろりころがしてあってくみ上げ不足に感じる -
いじめられて学校に来なくなった同級生は、再会した時には様変わりし、いじめていた子を殺すと言った。「観察」することに偏執的な興味を持つ「わたし」は、二人を追うことにしたが……。ダークな設定の中、起きる出来事をただ見ていく少女の姿がいびつで、面白かったです。ダークな話が好きな人にはおすすめ。特にディームス先生は読めないキャラでした。
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アイツは特定の誰かを痛めつけるだけ、アイツのターゲットは1人だし、リストを作ったアイツは重体で復讐どころではありませんぜ。にもかかわらず何故皆が脅えるのかわからん。
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決定的な何かが起きた後の息が詰まるような描写がやはり巧い作者だ。
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全1冊。
張り詰めた想いで一気に読んだ。
一瞬登場人物に共感しそうになったが、そんな甘さは入り込む余地がなかった。
ライトノベルだからといってやさしいと思ったら大火傷しますね。 -
後味がただただ最悪。
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想像していたストーリーと、全く違う方向へ進んで行った。
この材料で、ライトノベルで、こんな話を書くのか。展開から結末まで、たぶんすごく人を選びそう。 -
全体的に重苦しく暗い雰囲気。
いじめられっこの復讐と、いじめっこの墜落と、傍観者の停滞のお話。メインの3人が皆、独特の思考をしていて、興味深かった。
淡々と話が進んでいき、文体もシンプル、だからこそキャラクターの歪んだ部分や負の感情が引き立てられる。
人を選ぶ作品だと思うけれど、合う人はかなり引き込まれると思う。 -
読み手を選ぶというかなんというか・・ はっきり言って合わないジャンルでしたのでなんとも
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文化系トークラジオLife 司会のチャーリーオススメ小説
いじめっ子、いじめられっ子、観察者の三角関係を主に観察者の視点で描く
それぞれが常軌を逸した性格で、複雑な歪んだ内面表現が中心。
ハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、各々が持つ持ち味は内容がどうあれ人生ずっとそうあるもの、というのが見いだせるメッセージか。 -
最近、ガガガ文庫を気に入ったので購入したうちの一冊です。
内容はひとつのイジメを発端とした奇妙なヒューマンドラマです。
1人の行動的なヒロインを主軸に、その奇妙な人間関係は展開されていきます。
そのストーリーは「いびつ」の一言に尽きます。
日常的でありながらも歪んだ物語は、先の展開を容易には予測出来ませんね(^_^) -
ブラックだなぁ。評価は割れそうだけど結構良かった。
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明るく無い青春物語です。
苛めっ子、苛められつ子、傍観者…そしてそれを見てるだけの教師、何も解決してないけれど、何故か引き込まれる感じでした。
下手なハッピーエンドよりもしっくりくるバットエンド?です -
ちょっとキツめのいじめ描写に惹きつけられ、読み始めた。
いじめの被害者、加害者、傍観者。この3人を中心に描かれている。
いじめを題材にしているが、いじめ自体を解決してなんとかするような話ではない。
甘さや爽やかさゼロで終始、暗い雰囲気の漂う物語である。
ラストの前向きなようで、ぜんぜん前向きじゃない3人の危うい関係が非常に興味深かった。 -
泥春
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なかなかに評価の厳しい人から「面白いよ!」といわれて借りた本。
内容的には明るくない青春物語。
あとがきのほうにも書いてあるのですが、人生の皮肉を描いたような作品でした。
しかし、個人的にはこのような皮肉な話も嫌いではないので、すっかりのめりこんで読ませていただきました。
変にハッピーエンドにこじつけたりする作品なんかよりもよかった、と感じます。
出てくる登場人物は、何かしら「歪み」「皮肉」が混ざっているように思えた。
しかし、それがある意味人間らしさであって、そしてこの物語に置いての一つのスパイスとなっている。
内容が内容なので嫌いな人は嫌いかもしれないけど、なるほど味のある物語なので一読してみることをおすすめします。
結局何一ついいことなんてない話だけど「まぁ、やっぱり、そんなもんだよな」と思える話。
この方の作品は他には出ていないようですし、どうやらこの本自体も少しマイナーらしいので、もしも見つけてみたら読んでみたらいかがでしょうか?
続編などもないので、読みやすいと思います。
ではでは。 -
ちっとも未来が明るくない青春小説。
気持ち的にライトなお話が読みたいと思って読んだら
間違いなく怒るか後悔するかの二択。
学生時代の人間関係にトラウマを抱えてるなら
読まないほうが幸せかも。
抱えてなくても読んで幸せには普通なれないだろうけど。
他所のレビューを見ると、
それなりに水葉らメインのキャラに対する理解や共感があって
作中で先生に「変わりもの」と評される彼らも、
程度はともかく存在する割合で考えたら
普通の枠に収まってしまうのではないか、
というよく分からない希望めいたものを感じてしまった。
その一方で、彼らを理解出来ない、
物語が何を示しているのかさっぱり見えてこない
という人も当然ながら少なからずいて、
水葉らに共感を抱き、
中学時代をどちらかと言えば彼らと同じような
立ち位置で過ごした自分としては、
ああやっぱりなという絶望めいた思いに苛まれた。 -
TBSラジオ「life」で触れられたので初めてラノベに挑戦したが、読み進めても何ともしっくりこなかった。多分他の物を期待していたのかな。
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