羽月莉音の帝国 (ガガガ文庫) (ガガガ文庫 し 2-1)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094511895

感想・レビュー・書評

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  • 経済小説 in ライトノベルという異色な作品
    経済小説が一般的にどのような内容なのかを知らないので比較する事は出来ないが、かなりラノベ成分が高いと思う。一部の経済用語と経済知識にライトノベルで肉付けした感じ
    [more]
    本編はラノベらしく、主人公たちが起業してからトントン拍子で会社が大きくなっている。
    現段階ではほぼ株式会社革命部内だけで話が完結しているが、あんなに急成長していたら、業務提携を提案してきたり、買収を仕掛けてきたりすると思うんだけど。
    まあ、自分の乏しい知識での推測にすぎないが。
    最後に今後の事業でアパレル業界の仕組みを世界規模で変えると言っていたが、そんな事をすれば確実に既存の枠組みから邪魔が入ると思うのだけど、今後にそのような描写はあるのだろうか。

  • 2016.11.3 読了
    2016-71

  • 読書中
    経済が学べるたらなんたらと聞いたが…
    どうなんだろう?

  • キャラが死んでる。ヒロインの莉音はまるっきりハルヒ。
    女性の登場人物の容姿端麗さを表現するのに「可愛い」という形容詞を多用するのには閉口する。文章の修辞について勉強して欲しい。
    著者は会社経営者らしいが、天は二物を与えないようで安心する。

    以上のような難点から、2章までは地獄。読めない;
    だが会社設立後の3章からは俄然面白くなってくる。

    会社経営の初期段階で、美少女幼馴染みのタレント事業という飛び道具を使って財をなしたのは少し残念だったが、概ね楽しく最後までノンストップで読み進められる。

    キャラが良ければ直ぐにでもアニメ化出来そうなのに、本当にそこだけが残念な作品。

  • 見た目で敬遠せずに、しかも1巻は後半まで我慢して読んでみて判断した方がいいかもしれません。
    高校生が建国しちゃおうって話なのですが、会社設立・経済・政治の要素が軽く入っています。
    ハゲタカと似たようなおもしろさがあり、それよりも読みやすいです。
    (2011年7月現在で7巻まで出ています。)

  • 201103

    登場人物のキャラはうっすい。
    ライトノベルに向いてない。

    でも読んじゃう。読みやすいし。

    「きっと救い出して見せる。
    この世界の煉獄から。
    きっと飼い慣らして見せる。
    人間の悪性を。」

  • 2011年12冊目
    革命部という部活が、株式会社化して、株式公開する。
    ベンチャー企業のお話。最近、フェイスブックの本を読んでいたのでスタートアップの企業で働く様子や成長していくところが面白かった。

    2巻以降、どんな展開が待っているのか楽しみです。

  • 理想の国家をつくるべく、高校生が立ち上がった。
    建国×ライトノベルって他にあるのだろうか?私の知る限りではこれが初めてだ。かなり強引ではあるものの、魔法やSFによるものではなく、あくまで現実的に建国を進めていく。
    建国に必要な資金を調達するための部活動から始まり、それが軌道に乗ると会社を起業。その際に株式、監査法人などの説明もされるのでマンガで覚えるシリーズみたいな面もある。どちらかというとドラゴン桜みたいな感じだろうか。
    残念なのが、キャラクターがまったく面白くないこと。ツンデレ幼馴染の気持ちに気づかない鈍い主人公とか読んでいて鳥肌が立った。ああいうのがなくなればもっと評価上がる気がするが、ああいうのがないとライトノベルとして成立しないのかな。あと絵が好きになれない。
    とりあえず会社法の勉強になりそうなのでもう少し読み進めてみたいと思う。

  • ▼かなり面白かった。雷撃2より良かったんじゃないかな、と。主にキャラ造形がよろしかった。テンプレだけど、このお約束感が安心感に繋がる。男子の三枚目キャラは影薄かったけど……春原くらいの活躍ぶりが見たいのお。
    ▼しかし、コスプレで売れまくりとは言っても、ここまで売れるものか(笑)。うその世界の話だからできること。
    ▼サクサク展開、スピーディーな事業展開がともかくも爽快で読んでしまう。こっちも二作目が楽しみ。(10/2/22 読了)

著者プロフィール

小説家、会社経営者、投資家。
第7回講談社BOX新人賞・流水大賞を受賞し、『雷撃☆SSガール』(『世界征服』に改題し星海社文庫より好評発売中)にてデビュー。
著書に『大日本サムライガール』『東京より憎しみをこめて』『世界創造株式会社』(星海社)、『羽月莉音の帝国』(小学館)などがある。

「2017年 『勇者の武器屋経営 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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